11:15-12:00 実践IPv6 須田 広志 (知多メディアス) 猪俣 彰浩 (IPv6オペレーション研究会) ロガー 相沢 徹(沖電気) -- (司会) 橘: 日常的にIPv6を使ってる人、手を挙げてください。 会場:(挙手)〜十数人? 橘: IPv6を提供してるという人、手を挙げてください。  会場:(挙手)〜十数人? 橘: 同じ人達なのかなぁ?     では、家で使ってるという人は?  会場:(挙手)〜十数人? -- 発表:「ADSLでIPv6を提供するには」     猪俣 彰浩 (IPv6オペレーション研究会) <アウトライン> UNIに関する検討,DNS,アドレス設定等の説明。 ADSLでIPv6サービスを提供する課題・モデルは?何が必要か? ・IPv6の利用環境  すぐにv4がなくなることはない。デュアルスタックでいく。  最初はPC, 情報家電もちょっとづつ出てくるだろう。 ・サービス提供に必要な機能  - アドレス自動設定技術 IPv4だとPPPでWAN側にアドレス付与すればよかったが、v6では LANまでグローバルアドレスを振るので、IPv4とは違う方法が必要。 PPPは使えない。RS/RA or DHCPv6を使う。 LAN内では、RS/RAで統一したほうがいいんじゃないか、という結論。 理由:DHCPv6は実装が重いので。 - resolve用DNS well-known anycast  - ホスト名登録の方法 課題   発表:「実践IPv6」     須田 広志 (知多メディアス) ・CATVインターネットの仕組みの説明 ・IPv6導入のメリット ・IPv6ネットワーク構成の紹介  ケーブルモデム・センタモデム間設備は既存(v4)設備流用。 初期投資がかかってない。 NOCはv6用に新しく構築した。 ・UNIは、RAで/64を配る。DHCPv6は検討中。実験環境では動いてる。 ・ケーブルテレビ2002展示構成 ・Operationの具体例 ASPATH-tree の結果の紹介。300経路くらい。 ・PRビデオの紹介 HII-Aロケット打ち上げ。NOCの風景 ・IPv6アプリケーション例 v6の画像伝送実験。  XCAST6:上りが帯域を圧迫するので、XCASTルータいれてる。      IETF54でも実験で使ってもらった。好評。 ・応用例  放送品質の画像伝送。5局くらい参加すると、30Mx5=150M 消費 。  XCASTなら30Mですむ。ビジネスになる。 ・まとめ  すでに実用段階。  ある程度ビジネスになる。  運用上の問題:コミュニティで解決していきたい おわり 「Q&A」 [Q](KDDI石原)大手町でv6 onlyでNOCを構築してるという話だったが、 監視とかはどのようにしているのか? [A](須田):MRTGでやってるくらい。ところが、SNMPがv6対応してない。 ので、v4 over v6 tunnelingで解決してる。(拍手 [Q](??さん):ルータからRAながしてつなげてるとのこと。 セキュリティは? [A](須田):ユーザ同士は同一セグメント。リンクローカルで通信できちゃう。  v6はNetBIOSのフィルタ実装されてない。ので、見えちゃう。      商用サービスの場合は、まずい。今後の課題。 以上