JANOG11プログラム委員会 JANOG11 Program Committee 2002年10月18日 ∞∞∞∞∞∞∞∞ JANOG 11 〜論〜 ∞∞∞∞∞∞∞∞ 第11回 JANOGミーティング 発表募集のお知らせ 日本ネットワークオペレーターズグループはインターネットの運用に関わ る議論を行うために JANOGミーティングと称してカンファレンスを行っており ます。その第11回を 2003年1月23日(木)、24日(金)の2日間にわたり、秋田 ビューホテルにて開催します。発表資格などは問いません。特に世代の若いエ ンジニアや関係者からの屈託のないつっこんだ発表等もお待ちしております。 つきましては、ミーティングでの発表を下記の要領で募集しますので、ふるっ てご応募ください。 望ましい発表テーマ サブタイトル「論」にありますように、今回のミーティングでは、 発表者と出席者との間での活発な議論の場になるよう考えています。 インターネット技術一般であればテーマ内容については問いません。 1 いつも疑問に感じていて「論」したいと思っているテーマ 2 自分だけがこっそり知っているので「論」にしたいテーマ 3 既存の論議をさらにあおり火の手を広げる「論」なテーマ 4 この際、ぶっちゃけて業界に「論」を巻き起こしたいテーマ 5 日本の将来を変えるかもしれない「論」を持っているテーマ など、 会場内に熱く「論」を繰り広げられるテーマを募集します。 例: - 実演によるオペレータIssue (------ 1相当) - ISP内部経路(OSPF/IS-IS)の議論 (------ 2相当) - プロダクト(sendmail/RADIUS)・サービス(広域ether)の議論 (------ 3相当) - 事業変革によるAS統合/DNS逆引き登録などオペレータインパ クトの議論 (------ 4相当) - IPv6移行・マルチホームモデルの議論 (------ 5相当) etc. プレゼンテーションによる発表だけでなく、パネルを企画しての発表や BOFも募集致しております(パネルの場合、パネリストの調整もお願いい たします)。 みなさんのスタイルとアイデアで議論を盛り上げてください。 なお、「JApan Network Operators' Group Policy」 http://www.janog.gr.jp/ftp/pub/janog-comment/jc1.txt に基づき、 営業活動を目的とした発表はご遠慮願います。 また、同じく JANOGポリシーに基づき発表は、参加者の理解を深めるた め日本語を基本といたします。英語等の日本語以外での発表の場合には、 発表者側で日本語への通訳をつけていただくことを前提とさせていただ きます。 応募方法 cfp@janog.gr.jp宛に「氏名、連絡先、発表に必要な時間」を明記の上、 発表内容の分かる形でのabstract(書式自由)を送付してください。 また、abstractに合わせて、テーマについて活発に議論をしたい論点を 送付してください。 (サンプルは後述) また、発表に関して何か質問などがあれば応募時にお書きください。 応募〆切 2002年11月8日(金) 採否通知 応募の採否はプログラム委員会にて検討の上、2002年12月2日(月)に応募 者宛に直接電子メールにて通知する事を予定しています。(通知日は多少 前後することがありますのであらかじめ御了承下さい。) 採用の決定した発表者の方にはJANOGミーティング1ヶ月前を目処にプレ ゼンテーション資料を提出して頂く予定です。 発表形式 VGAプロジェクタを使用したプレゼンテーションのほか、実演、パネル、 BOF、など発表形式は問いません。新しい発表形式のご提案も歓迎です。 発表時間については、プログラム委員会より指定します。プログラムの 都合上、ご希望の発表時間に添えない場合もありますのであらかじめご 了承下さい。また、発表時に必要な機材については、VGA プロジェクタ をご用意しますが、それ以外に必要な機材については、ご相談下さい。 (機材の関係で準備できない場合もありますのでご了承下さい。) このお知らせの転載は内容を変更しない限り自由とします。周りの方にお知ら せになりたい場合、事前にJANOGより許諾を受ける必要はございません。 どう か多くの方にお知らせいただき、発表の応募が増えるよう御協力ください。 以 上 JANOG 11 プログラム委員長 津島 雅彦中原 一彦 JANOG 11 実行委員長 浜田 泰幸 松本 智 ---------------------------------------------------------------------- Presentation Abstract 提出日: October 11,2002 発表者: 川島 正伸 Kawashima Masanobu e-mail: kawashimam@necat.nec.co.jp 所属: JApan Network Operator's Group Title: RWDM(Running Water Division Multiplexing)導入〜水道会社の苦悩〜 概要: 複数の光波長を利用し伝送容量の拡大を目的としたWDMやDWDMなどが 普及しているが、最もインフラの普及している水道水を利用した RWDM(流水分割多重)テクノロジが現在注目され、水道会社などによる サービスが開始されている。 このテクノロジの利用により、既存のWTTH(Water To The Home)インフラ上 の両端に僅かな設備投資を行うだけで伝送容量の拡大が可能となる。 本発表では、水道水、evian、volvic、perrierの4水多重によるRWDM導入 の効果および現状の以下の課題および対策について報告する。 ・水漏れによるPacket Loss ・水道管腐食などによる水質変化時のError補正 ・下水採取による情報漏洩対策 ・南アルプスの天然水、六甲のおいしい水、龍泉洞の水など国産水との相性 問題 ・水/電気変換部の感電対策 ・高速化した際に発生するCavitation(発泡現象)による伝送容量の低下 また、コーラやオレンジジュースなども利用可能としたDRWDM(Dense RWDM)装 置の開発状況について、ファミレスのドリンクサーバー応用事例をもとに報告 する。 発表時間: 発表者が1gallon(約3.8liter)飲み終わるまで(質疑含む) 議論したい論点 * RWDM(流水分割多重)の今後の展開 * 現行のインフラとの関係性(競合or協業?) * 砂漠でのRWDMの実現方法? * 水温変化による影響は? * 上記を中心に、会場からの質問および議題を元に論議を行う