Title:　IPv6普及推進の為の位相空間アドレスポリシーの提案
　　　　--- IPv6 Topological Addressing Policy ---

所属: 札幌医科大学大学院医学研究科　生体情報形態学　辰巳治之
　　　NPO NORTH (北海道地域ネットワーク協議会)　　　www.north.ad.jp
       NPO JAMINA(日本医療情報ネットワーク協会)　    www.mdx.or.jp
       NPO申請中 JIMA(日本インターネット医療協議会)  www.jima.or.jp

概要：
我々は、地方、医療系において、情報弱者救済の為の社会的システムを
模索してきた。IPv6の膨大なアドレス空間を利用し、サブネットに位置
情報と緊急情報を埋め込み、全国的な運用実験を提案する。これはエンド
ユーザー、地方、そして医療系におけるニーズからの発案で、各サイト
に完全二重化したアドレスをアサインし、End to Endでmultihomeを実現し、
安定運用を目指すものである。これらの発想のバックグランドと今まで
のITRC研究会やJPNIC Open Policy Meetingでのdiscussionを紹介し、
IPv6 Topological Addressing Policy(IPv6 位相空間ポリシー)の可能性に
ついて検討したい。

  - IPv6の普及促進
  - 地方におけるroutingの問題の解決と医療系における安定性確保
  - 位置情報におけるセキュリティ確保
  - 完全アドレス二重化によるEnd to End Multihoming実現
  - 緊急ビットによる医療系への応用

議論のポイント：
  - End Userのニーズを理解してもらう。
  - IPv6におけるattractive meritの創出
  - End to End Multihoming with IPv6
  - IPv6 Topological Addressingの可能性