JANOG12プログラム委員会 JANOG12 Program Committee 2003年4月21日 JANOG12ミーティング 〜 和 〜 発表募集のお知らせ JANOG12ミーティング 〜 和 〜 を札幌パークホテルにて2003年7月24日(木)、 25日(金)の2日間で開催します。普段から疑問に思っていることや困っている ことなどを議論しませんか。発表資格は特にありません。分野や経験にかかわ らず、様々な方の声を聞ける場にしたいと思います。つきましては、ミーティ ングのプレゼンテーションを下記の要領で募集致しますので、ふるってご応募 下さい。 ◆望ましい発表テーマ JANOG12ミーティングは、サブタイトルを「和」とし、皆様になごやか な雰囲気のなか楽しんで頂き、初めての方も参加し易いミーティングにし たいと考えています。 「和」から「日本独自」「平和」「調和」「飽和」などの言葉が心に浮 かぶかと思いますが、テーマについては、「和」に関わるものである必要 はありません。インターネット技術一般であれば特に内容は問いません。 ・非常に困って解決策に苦慮している、または苦慮したテーマ ・いつも疑問に思っているテーマ ・今後、問題になると考えているテーマ ・こんな技術があるけど、使えるのかなと思っているテーマ ・JANOG11やJANOG-MLで取り上げられ、続きを議論したいテーマ など、ミーティングが発表者と出席者の間で活発な議論の場となるような テーマを募集します。 プレゼンテーションによる発表だけでなく、パネルを企画しての発表や BOFも募集しております。パネルの場合は、パネリストの調整もお願い致 します。 なお、「JApan Network Operators' Group Policy」 http://www.janog.gr.jp/ftp/pub/janog-comment/jc1.txt に基づき、 営業活動を目的とした発表はご遠慮願います。 また、同じく JANOGポリシーに基づき発表は、参加者の理解を深めるた め日本語を基本と致します。英語等の日本語以外での発表の場合には、 発表者側で日本語への通訳をつけて頂くことを前提とさせて頂きます。 ◆応募方法 cfp@janog.gr.jp宛に「氏名、連絡先、発表に必要な時間」を明記の上 発表内容の分かる形でのabstract(書式自由)を送付してください。 また、abstractに合わせて、テーマについて活発に議論をしたい論点を 送付して下さい。 後述のサンプルを参考にして下さい。 発表に関して何か質問などがあれば応募時にお書き下さい。 ◆応募〆切 2003年5月15日(木) ◆採否通知 応募の採否はプログラム委員会にて検討の上、2003年5月19日(月)に応 募者宛に直接電子メールにて通知致します。なお、通知日は多少前後す ることがありますのであらかじめ御了承下さい。採用の決定した発表者 の方には、JANOGミーティング開催日の1ヶ月前を目処にプレゼンテー ション資料を提出して頂く予定です。 ◆発表形式 VGAプロジェクタを使用したプレゼンテーションのほか、実演、パネル BOF、など発表形式は問いません。新しい発表形式のご提案も歓迎です。 発表時間については、プログラム委員会より指定させて頂きます。プロ グラムの都合上、ご希望の発表時間に添えない場合もありますのであら かじめご了承下さい。 また、発表時に必要な機材については、VGA プロジェクタ をご用意し ますが、それ以外に必要な機材については、ご相談下さい。 (機材の関係で準備できない場合もありますのでご了承下さい。) このお知らせの転載は内容を変更しない限り自由とします。周りの方にお知 らせになりたい場合、事前にJANOGより許諾を受ける必要はございません。 ど うか多くの方にお知らせいただき、発表の応募が増えるよう御協力ください。 以 上 JANOG12 プログラム委員長 石田 慶樹 yoshiki@mex.ad.jp 芝村 正志 shibamura@nextcom.co.jp JANOG12 実行委員長 齋藤 康征 saitara@t2w.jp 向井 将 mukai@pwd.ad.jp ---------------------------------------------------------------------- Presentation Abstract 提出日: April 21, 2003 発表者: 兼松宏明 KANEMATSU, Hiroaki e-mail: hkanemat@janog.gr.jp 所属: JApan Network Operator's Group Title: Multiple Planet Leaping System による惑星間通信 概要: 数年前から一部プロバイダで採用されはじめ、近年では一般的に利用されるよ うになった MPLS (Multiple Planet Leaping System) テクノロジによる惑星 間インターネットオペレーションの実際について議論する。 MPLS により、冥王星を含む太陽系の任意の惑星まで(見かけ上)1 hop で通 信することが可能となった。IOS (Internet Over Solar-system) 社から以下 の内容を含む当星系における運用事例を紹介してもらい、惑星間インターネッ トのオペレーションの課題を浮き彫りにする。 - 従来の Packet Rocket オペレーションとの比較 - traceplanet コマンドの出力で途中の惑星を出力させない knob について - planet revolution dampening コマンドによる、惑星公転に起因する恒常 的経路再計算の低減効果 - FRR (Frog Rush Run) による惑星食発生時の LFP (Leap Frog Path) 迂回 の実際 - 惑星直列時とグランドクロス時の RTT 比較 - ある条件下で show planet neighbor コマンドを実行すると crash して しまう bug について (Version 255.255(255.0)S で fix 済み) 発表時間: 冥王星上のホストと TCP ハンドシェイクが完了するまで。 議論のポイント: - 小惑星帯通過時のパケットドロップ対策 - 火星到達時に martian packet 扱いされてフィルタされてしまわないため の防御策