概 要:
このところ、IPv6のアドレス配布ポリシーに関係する議論が、世界的に再燃している.
配る側から:
- 初期アドレス配布サイズ.すごく大きなアドレスとってて大丈夫?
- /48 ってば、大きすぎない? 小さくしない?
ISP的観点から:
- アドレスほしいけど、規約が厳しすぎる.簡単によこせ.
- 複数のアドレス使ったマルチホーム.ingress フィルタする?
ユーザ的観点から:
- IPv4的マルチホームしたい.PIがほしい.
標準化的観点(?)から:
- そもそも 64+64 が間違っている.変えるべき.
- もうすぐ ULA ができます.ISPには関係ない?
問題は,このあたりの議論が欧米で盛んだが(欧州は実際に使っているところも多いのでまだましですが)アジア地域ではほぼ皆無なこと.この中で,ISP的観点,ユーザ的観点について議論し,IPv6コミュニティに対して,意見を言っていく土台にしたい.
発表テーマについて活発に議論をしたい論点:
- IPv6でのマルチホームについて,PIって,必要か.
- もう日本ではアドレスほしいけどとれない人いない? (取得要件の緩和は必要ない?)
- もし,いまさら 64+64 を変えよう,なんて話になったら困る?(これは機器メーカ?) |