JApan Network Operators' Group
JANOG37は中部テレコミュニケーション株式会社のホストにより開催します。

これからの IX に求められる機能を実現しよう

概要

クラウド・コンテンツ配信事業者の増加、モバイル通信の普及にともない、インターネット上のデータの流れや傾向、その変化の速度も従来と変わり始めています。さらに今後は、IoT/M2Mの普及に伴い、間欠的な通信やイベントドリブンによる突発的な通信増加がが予想されます。

このような状況下、インターネットのコアバックボーン、特にInternet eXchangeに求められる役割は、どのように変化するのでしょうか。インフラ自体を脅かすほどの大規模なDDoS攻撃への対応や、各社独自仕様によるハイブリッドクラウドの実現等、IX部分にて提供することで、より効率的に実現できる機能もあるはずです。

そこで本BoFでは、ISPやコンテンツプロバイダ、クラウド事業者といった多くの立場の方に集まっていただき、これからのIXが果たすべき役割と機能に関して、議論を行いたいと思います。ブレインストーミング的なアイディアでも、実装に即したアイディアでもなんでも結構です。出されたアイディアは、新たな実験であるPIX-IE (Programmable Internet eXchange in EDO)にて実現することを検討します。

それぞれの立場にもとづいて、これからのIXの形を議論できればと思います。

発表者

関谷 勇司 (WIDE Project / 東京大学)