JApan Network Operators' Group
JANOG37は中部テレコミュニケーション株式会社のホストにより開催します。

ソフトウェアパケット処理とハードウェアパケット処理

概要

近年、IAサーバの性能向上によって、ソフトウェアアプライアンスがネットワークの実運用に利用される例も出てきています。それらソフトウェアアプライアンスは、適切に利用することで大手キャリアだけでなく、中小キャリアの運用コストの削減に大きく寄与します。一方、IAサーバとハードウェアスイッチ(含むホワイトボックススイッチ)は全く異なるアーキテクチャを持つため性能特性が大きく異なります。そのため、正しい機器選択を行うためには双方のアーキテクチャを把握しておく必要があります。

本プログラムでは、ハードウェアパケット処理(主にASIC)、ソフトウェアパケット処理(主にIAサーバ)双方の専門家にご登壇いただき、アーキテクチャの違いに由来する得意・不得意な領域について解説頂きます。

その後、実際にソフトウェアベースのアプライアンスを実運用されている地域ISPの方にご登壇いただき、導入の動機やそのメリット・デメリットなどについて共有していただいた後、ソフトウェア/ハードウェアアプライアンスの活用方法やその将来について議論したいと考えています。

発表者

金子 紘也 (日本電気株式会社)

中島 佳宏 (NTT未来ねっと研究所)

海老澤 健太郎 (テラセンス)

浅間 正和 (有限会社 銀座堂)

資料

ソフトウェアパケット処理とハードウェアパケット処理 (金子)

ソフトウェアパケット処理とハードウェアパケット処理 アーキテクチャ (海老澤)

ソフトウェアパケット処理とハードウェアパケット処理 メリットとデメリット (中島)

ソフトウェアルータを使ってみて (浅間)