IPネットワークを介した分散システムを運用する上でMQは重要な役割を果たしています。MQを利用することによってシステムはスケーラブルになり、これまでにエンタープライズの領域などで一般的に利用され、クラウド全盛の今日においてはコンシューマ領域においても広く利用されています。
MQの標準プロトコルはAMQP、MQTT、そしてSTOMPなどがあり、それぞれのプロトコルに対して複数の実装が存在します。標準実装以外にもLinkedInが開発したApache KafkaやRedisをベースとしたRedisMQなどのOSS に加え、Microsoft のMSMQ、AmazonのAmazon SQS、そしてIBMのWebSphere MQなどプロプライエタリなプロトコル・実装も存在します。
また利用領域も多岐にわたり、話題のIoTの分野ではヘッダサイズが小さくシンプルなプロトコルのMQTTがHTTPに代わるメッセージ送信手段として注目されています。
本セッションでは、各社でどういったMQをどういう用途でどのように利用しているかを共有した上で、MQのより良い使い方を議論したいと思います。
大山 裕泰 (株式会社DMM.comラボ)
伊東 宏起 (さくらインターネット株式会社)
浅野 航平 (株式会社ワークスアプリケーションズ)
そんな MQ で大丈夫か? ーより良い MQ の使い所を考えるー (大山)
ホワイトボックススイッチと RabbitMQ を 組み合わせた MQ の利用事例 (伊東)
AutoIndexほか HUEにおけるKafka 活用事例 (浅野)
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