JANOG8 Meeting Program ====================== 発表日時: 2001年7月27日(金) 16:30 - 17:00 開催場所: メルパルクホール 発表者: 近藤 慎一氏(日本ネットワークインフォメーションセンター) タイトル: JPNIC update ====================================================================== 1.IPアドレス管理指定事業者への制度変更 2.割り振り/割り当て状況、統計情報 3.IPv6アドレス割り振り状況について 4.審議関連資料の公開 ====================================================================== 1.IPアドレス管理指定事業者への制度変更 2001年3月まではJPNIC会員に割り当てられていた。 4月からIPアドレス管理指定事業者に割り当てるよう変更した。 JPNICの会員でなくても、指定事業者経由で割り当てられたアドレスでIPアドレス管理事業を行うことが出来る。 IPアドレス維持量の導入割り当て手数料の値下げが可能になり、きっちりわかりやすくなった。 指定事業者数 2001年3月−6月の間に、ほとんどが指定事業者に移行(現在271) (JPNIC web 参照のこと) 2.割り振り/割り当て状況、統計情報 2001年5月現在、実践APNICより1億5000万ほど 返却含まない、IPアドレス指定事業者への割り振り1300万(日本人10人に1人の計算) AS番号APNICからの割り当ては300を超えている (JPNIC web 参照のこと) CIDRブロックの割り振り 165376(2001年6月) 総合計1100万ほど /8の半分より少し多い 割り当て内訳 ユーザネットワーク(2001年1月〜6月) 括弧つきはJPNIC審議したもの /29割り当て 6月の割り当て、2254件期間中最多 インフラネットワークへの割り当てisp /24が最多10件 /22が全体数として最小。その中で最多11件(6月) APNICよりの資料 v4割り当て状況 6億弱 /8サイズ AS番号配布状況として、APNIC地域では 1500 3.IPv6アドレス割り振り状況について provisional ipv6 assignment and allocation policy doc.(99年5月) RIRが99年8月割り振り開始 rfc2374(未規定分が多い) RIRで割り振り開始 2000年1月20日JPNICにて割り当て開始 12指定事業者に取り次ぎサービス開始 (JPNIC web 参照のこと) 他の割り当て apnic 30 arin 19 ripe 37 6bone 76 IESG/IABからのプロポーザル 128bit中、1-3、4-128はテクニカルboundaryでietfの領域 3-48はポリシーを決定する。 あらたなポリシーについて ブートストラップ終了後どのように進めていくか問題が残っている。 未規定分が多く、その議論、定義が必要 80%ルールの妥当性について再確認する必要がある。 ブート後の規則策定が急務 IPv4管理方法踏襲の是非の議論 運用とアドレス管理 apnicへも提案していきたい 2001/6/7 ユーザーズミーティング 2001/6/27 proposal 20017/9-18 JPNIC web上で意見募集 2001/8月下旬 APNICーミーティング@台湾に提案 プロポーザル内容 initial allocation subsequent allocation assigment 4.審議関連情報の公開について。 審議とは ネットワークに対してのアドレス有効利用の確認作業 割り当て申請前に指定事業者によって行われる assignmentの大きいものなどがあれば、JPNICと共同作業も行われる。 現状v4アドレス割り当ては大気が現状。 背景:インターネットの急速な発展 新技術、新サービスの出現に伴い、それに対して、適正割り当て、割り当て基準統一を目指す。 パネルディスカッション(昨年12月20日開催) 資源管理について 新技術、新サービスに対してのポリシー 均一割り当てポリシー 適正な割り当て方針 問題点 常用開示の必要性 審議に時間、コストがかかり過ぎ 対応策 情報公開対策(初心者への配慮) 割り当て審議のガイドライン 割り当て業務の責任分解点の明確化 ポリシー決定における公開の場での議論の必要性 今後審議資料をJPNIC web上で公開してゆく 審議参考資料の位置付けについて (JPNIC web参照のこと) LIRのAWネットワークのネットワークにも適応 普遍的絶対的なものではない。適宜変更される あくまで参考 catv/xdslについては今後検討 ====================================================================== 5.質問 質問1 大日本印刷 黒部氏 IDCをやっている /22で持っているものを切り売りしている サブアロケーション課していない /29だけど、50% v6のときに80%ルールは止めてもらいたい。 回答1 JPNIC 近藤氏 貴重なご意見ありがとうございました。 RFCでも記述されているルールのため。 今後検討したい 質問1’日本でRFCを書いてしまえないか? 日本から反映させるアクションを起こしてほしい。 回答1’司会 関矢氏 黒部さんがお書きになってはいかがでしょうか? 質問2)前村氏(JPNIC IPアドレス検討委員長) JPNIC内の仕組み変更中 IPアドレス検討部会から委員会に格上げ 事務局がやっている仕事に対して、意見を言う立場にある。 皆さんの意見を受けながら、コンセンサスを受けながらつくりたい。 アドレス割り当てをもらうみんなで作るもの。 ip users MLを利用してください みんなでつくっていきましょう。 みんなで作っていくもの。 質問3) v6の消費量は、どのようにカウントしているものなのか? network prefix消費量でカウントしているのか? 割り当てに対してm、割り振りがある 全体が/40割り振って、/41割り振ったら。50% 回答3)NTT-Com 荒野氏 決まっている内容ではないが、エンドユーザに割り当てた総量でカウントする。