3. DNS運用の健全化に向けて (10:35-10:55)
o 発表者
森下 泰宏(日本レジストリサービス)
o Abstract
インターネットは DNS に非常に強く依存している.つまり、DNS
が正しく機能することは、基本的な要件となる.
ところが、実際には,ユーザサイドのDNS運用者の DNS に関する
知識が十分ではないため、DNS の運用に関して正しくない設定が
行なわれている場合が多く見られ、不必要な パケット の再送や
タイムアウト時間待ちも発生している。また、多くの場合これら
の不都合は管理者自身が発見して修正することは難しいため、
それを発見した場合には通知をして修正をお願いすることが必要
となる.
このような状況を改善するために,
- 現在の状況を観測し,分析する,
- 分析した結果を公開し,改善を求める,
ための活動をJPNIC/JPRS/WIDE プロジェクト共同で開始すること
を検討している.本発表ではその概要について紹介する.