--------------------------------------------------------------------- 発表者: 清水 奨 SHIMIZU Susumu 所属: NTT 未来ねっと研究所 Title: イーサネットのプロテクション技術について 〜光スイッチの活用法〜 概要: イーサネットベースのネットワークでは、冗長性を如何に確保するかが 重要になる。しかし 10GbE など高速なインターフェースは高価であり、 単純にコストが倍になる1:1 プロテクションは使いにくい。理想的には、 m 本のプロテクションリンク を N本のユーザリンクで共有する m:N プロテクションが望ましい。 このような用途に使える汎用の小型光スイッチを製作したので紹介する。 発表では実物を交えながらスイッチの構造とm:N プロテクションの オペレーションについて説明するが、これを題材にしてさまざまな プロテクション技術について議論したいと考えている。 発表時間: 20分(質疑含む) ---------------- 議論したい論点 * プロテクション機能は、802.17 RPR のようにプロトコルに 内蔵させるべきか? * 今回のように外部にプロテクション機能を持たせる場合、 制御はSNMP でよいか? より望ましい制御方法はあるか? * リンクプロテクションよりノードプロテクションの方が重要か? 実際にトラブルが多いのはどのあたりか? * 上記を中心に、会場からの質問および議題を元に論議を行う