プログラム:本当の枯渇後の世界

※C=会場からのコメント、S=スピーカー(登壇者様)です。
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C.既存のお客様に、きっかけがあれば必要IPv4アドレス量を再度お伺いして
 潤沢にある場合には返却もしてもらう。
 なお、そのさいは一時的に1-2年塩漬けにして、日がたってから再利用してます。
S.IPアドレスロンダリング?ですか?
C.「汚れたアドレスをきれいにする意味と、お客様側で設定が残っていたりという
 (ルーティングは無いにしても)間違った状態であるかもしれない。という状態を
 なるべくなくすためです。

C.IPv4アドレスを調達した場合、資産計上ってどうなるんでしょうか?
C.利用目的によって償却資産[5年]で計上されている例と、棚卸資産で計上
 されている例を聞いたことがあります。

C.新規にJPNICのIPアドレス指定管理事業者になり/22の割り振りを受ける事業者が
 出始めているように感じる。
S.それって、割り振りを受けてすぐに移転しちゃうって話?
C.それは別。ただ、その話もAPNICで多くあると聞いたことがある。先程の話は、
 事業者がIPv4アドレス調達の手段として、JPNICのIPアドレス指定管理事業者に
 なるという話。

C.トランジット事業者にあとから値段をつりあげられる可能性がある。
C.私も「レンタルで安く貸しておいて、手放せなくなってきたら値段を釣り上げる」
 というビジネスモデルが話題となっているのを海外のコミュニティで聞いたこと
 があります。

C.IPアドレスをリースすることって出きますか?
S.それはルール違反のはず。

C.世界中のIPアドレスの値段差ってどんな?把握している人います?
C.ISP と ホスティング系で、IPアドレスの値段が変わる。
 今はそうではないかもしれないが、そのうちすごく値段がつりあがるんだろうか?
S.経済バランスってものが働くから、IPv4アドレスに固執しない、別の解を探すんじゃ 
  ないか?
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