パネル形式チュートリアルセッション パネルタイトル: IGP現状と将来 −ISIS WG報告+α パネリスト: 石井さん(Global One) 中川さん(INTEC) 前村さん(NEC) 友近さん(NTT) コーディネータ: 荒野(NTT) 時間枠: 10:10 - 11:30 (80分) 趣旨: インタネットが爆発的に発展していくに伴い、個々のISPの規模も 急激に大きくなってきた。IGP scalability ProblemはNANOGなどでは 2年ぐらい前にも議論されているが、結局決め手がないまま、 日本でも同様の問題を抱えるようになってきつつある。 本パネルではこれらIGPの問題点を整理し、 ISPがIGP scalability問題に直面したとき、とるべき手段について 考察する。 ・OSPFのalternativeとしてのIS-ISの利用実験、比較 ・confederationの利用の実例 ・static経路の扱いについての実例 という3つの対応策について紹介・議論する。 また、これらの議論を踏まえ、IGPの将来の方向性について議論したい。 内容: イントロダクション 荒野 IGPの現状とその問題点について パネリスト紹介 パネルの趣旨の解説 IGP実装の問題点 中川 経路数、ノード数等、何がスケーラビリティに効くのか? インプリメンタからみたビュー OSPFのalternativeとしてのIS-IS 石井 IS-ISとは? IS-IS実験について IS-ISとOSPFの比較 Static経路のBGPへのredistribute 友近 経路数の増大とその影響 AS内部ルーティング安定化のための諸方法 Static経路のBGPへのredistribute confederationの利用 前村 confederationとは? 利用の実例 利点・欠点 Q&A 全体