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表題:	NANOG UPDATE
発表者:橘俊男 有限会社あにあにどっとこむ
時間:	9:45-10:00
記録者:中島太郎 NTTPCコミュニケーションズ

NANOG17 参加報告

期間:	1999年10月3日~5日
場所:	モントリオール(カナダ)

・スポンサーシップで運営
 NortelNetworks
 MlinkInternet等
・日本人のWalkinが多数いた。

・RRDツール MRTGキラーと言われている。
・IPv4,v6について
・RADBの有料化について
・SPAMについて

◎BOF
・Peering BOF
 お見合いパーティの様なもの
・How to be a local NANOG host
  イベント開催の方法についての話
・MPLS
・MEDを使ったISP間の強調運用

◎CenterTrack

・顧客のbandwidthを守る仕組み
・DoSアタックのトラッキング

○2つの手法がある。
 ・Input debuging
 ・Flow monitering
  どちらを使っても莫大なログが発生したり
  ルータのパケットフォワーディング能力に影響する。

○エッジのルータからのトラフィックを上位ルータへトンネリングする。
  → モニタリングする対象が減る。
  → エッジのルータが増加してもスケールする。
 UUNETのバートストーンの話によるとCisco7500が4万台に
 増加してもスケールするとの事。

○欠点
・ルータが増加してもエッジのルータにはInput debuggingが必要である。
・ただではない。
・アタッカーに経路を知らせてしまう。

○利点
・値段は、そんなに高くない。
・スケーラビリティがあり、依存しない。

 サブスクライバーのBandwidthを守る事は必要である。
 しかし、日本ではData Centerにサーバを預けているのであまり必要ない。
 → 中長期的な話なので1,2年後にどうなるか分からない。

◎次回のNANOG18について
 2000年2月6日~2月8日