JANOG50ミーティング 企画編成委員の狩野です。

今回、Day2 (2022年7月14日) 10時から武道館A+B で行われる
「IX相互接続実証実験を通じて見えてきた400G導入で「変わること」「変わらないこと」」の魅力をお伝えするために、
発表者の中から代表して、インターネットマルチフィード株式会社(MF) 菅原 淳さんにお話を伺いました。
IX相互接続実証実験を通じて見えてきた400G導入で「変わること」「変わらないこと」 JANOG50 Meeting

Sugahara
インターネットマルチフィード株式会社(MF) 菅原 淳さん

1. 「400GbE導入」に関するプログラムを応募した動機を教えてください。

2022年4月、IIJ、NTT Com、MFの3社で実施した「IX相互接続実証実験」の結果を通して、国内において、AS同士の対外接続の切り口からも、400GbE 導入の流れをより盛り上げることができればと考えていました。
そこで、今回の実験から得た知見について、JANOGで共有・議論し、さらに昇華させ、400GbEの導入を今後検討される方々に、何らかの形でお役に立ちたいという想いから応募をさせていただきました。
参考:アジア初の400ギガビットイーサネットを用いたIX相互接続実証実験に成功

2. IIJ, NTT Com, MFの3社共同検証はどのように実現したのでしょうか。

近年、インターネットトラフィックは指数関数的な伸びを見せており、対応策として、JPNAPでは400GbEの導入を検討していました。
しかし、お客様に400GbEポートを提供するためには、まずは検証を行い商用提供できる品質を担保し、運用ノウハウ習得の必要がありました。
その際、JANOG28でも発表させていただいた「IXにおける100GbE導入実証実験」に参加されていたIIJ、NTT Comの2社にMFから声をかけさせていただきました。
参考: JANOG | JANOG28 Meeting
2021年10月にMF社内で検討を開始し、2022年1月から実証実験メンバと打ち合わせを重ね、3月に実証実験を行うという大変急ピッチのプロジェクトでしたが、メーカー様、ベンダー様含め各社ご協力のおかげで無事に完了させることができました。

3. 本プログラムの見所を教えてください。

検証背景として、400GbEに対応する機器も増え、バックボーン内部における400GbEの使用は国内でも広まりつつあります。
しかし、AS同士の対外接続においてはまだまだこれから導入が進んでいく段階ですので、検証から判明した最新の知見を皆様に共有したいと思っております。

JANOG50のテーマが「Change」ということで、「10G,100G時代と400G時代では何が変わるのか、あるいは変わらないのか」について、IIJ、NTT Com、MFの運用者視点に加え、Arista、Juniper、Cisco、三社からのメーカー視点で皆様にお話しできればと考えております。

4. 本プログラムをどのような方々に聞いていただきたいですか。

近年地域のISP事業者でもIX接続に100GbEを利用される機会も増えており、彼らの400GbEの導入は、そう遠くない未来に必ず検討が必要になると考えられます。
本プログラムは近々400GbEの導入を検討されているAS運用者の方々に聞いていただきたいのはもちろん、そういった地域の事業者の方にもぜひ聞いていただきたいと考えております。
また、「事業者ごとにどのように対処するのか」など、議論につながるポイントもあると思いますので、ぜひ運用者の方々のご意見も伺い議論出来ればと考えています。

5. 最後にJANOG 50参加者へのメッセージをお願いします。

今回、登壇者にはJANOG初登壇の人も多く、プログラム発表を通してJANOGerの皆様と積極的に交流させていただき国内で400GbE導入の流れをもっと盛り上げて行ければと考えています!
奮ってご参加をよろしくおねがいいたします!