プログラム紹介「集合住宅インターネットの”今”と”これから” 〜ホワイトペーパーから見える課題と展望〜」布袋尊

こんにちは!JANOG56企画編成委員の熊本です。今回のプログラム紹介は、

  1. 発表/議論を通して気づきや発見を得ることができるか?

の項目の点数で3位のプログラム紹介です。今回も七福神にかけて紹介していきますね。

ちなみに、今回ご紹介するプログラムの総合順位は9位🎉で、各項目の順位は次のとおりです。

  1. 技術/運用の観点で日本のネットワークオペレータにとって有益か? (20位)
  2. 議論のポイントが明確であるか? (2位)
  3. 発表/議論を通して気づきや発見を得ることができるか? (3位✨)

今回の神様は布袋尊(ほていそん)です。弥勒菩薩の化身とよばれており、笑顔を常にたやしません。
また、大きな袋をもっており、その中にはたくさんの宝物が入っているとされています。
その宝物は信仰の厚い方に与えられたとされています。
今回のプログラム、1社だけではなくたくさんの企業が協力し合った上に作り上げたホワイトペーパーという大きな袋から、皆さんのそれぞれの宝物(情報・議論)を探して持って帰ってください!

プログラム紹介

Day2(2025年7月31日)15:45 ~ 17:00に多目的ホール/1Fで行われるプログラム「集合住宅インターネットの”今”と”これから” 〜ホワイトペーパーから見える課題と展望〜」にご登壇いただく、
高田さん、石田 さん、中田さん、高島さん、下野さん(順不同)にお話しを伺いました。

左上段から、中田さん、石田さん、高島さん
左中段から、高田さん、下野さん、土屋さん(プログラム委員長)
左下段から、冨永さん(プログラム委員長)、MIAOさん(担当プログラム委員)

応募のきっかけ

JANOG44で登壇したあたりから本格的に集合住宅インターネットについて考える方々が集まり、協議会をつくる流れになりました。
協議会では様々な立場、方法で集合住宅ISPを支えていますが、同じ立場であっても三者三様で、そういったことを事例を交えつつ、ホワイトペーパーとして公開するに至りました。

今回は、このホワイトペーパーを基にJANOGerのみなさんと技術的観点で議論したいと考え今回の応募のきっかけになりました。

議論のポイントを教えてください

実際に各部屋にインターネット利用してもらうまでの建物内の構造だとか役割分担など、そういったことを説明した上で、集合住宅ISPの現状の課題等も紹介していきたいと考えています。
その上でエンジニア視点で集合住宅ISPが抱えている技術的な課題を解決するための議論をしたいです。

特に聴講いただきたい方・ターゲット層について教えてください

若手の皆さんには集合住宅ISPという世界の仕組みを理解していただき、まずは業界に興味をもっていただきたいです。
中間層の皆さんには技術者観点で「こういった技術が集合住宅ISPでつかえるんじゃないか?」や「ホワイトペーパーにある運用の仕方はこうしたほうがよいのでは?」といったような第三者視点からの意見をいただき議論できればと考えています。

意気込み・JANOGerへのメッセージをお願いします!

集合住宅にインターネットサービスが付帯していることは今や当たり前ですが、
採用しているISPや事業社を事前に調べることは、実はないのではないかなと思います。
それが実際使ってみたら「夜が遅い」とか「特定のゲームなどの通信ができない」「建物の設備上、希望の回線が引き込めない」みたいなケースはよくあります。

部屋を選ぶ際に壁の薄さなどは念入りに調べたりしますが、インターネットはあるなしだけで判断されることが多いです。
この発表をきっかけに皆さんにこの集合住宅はどういったパターンだとか判断ができる材料があるということを持って帰ってほしいと同時に、
集合住宅ISPの業界にもっと興味をもっていただけるとうれしいです。

七福神紹介

皆さんありがとうございました。
集合住宅ISP、運用されている方は少ないかもしれませんが、利用されている方は多いのではないでしょうか。今回のプログラムをきっかけに利用されている方も新しい気付きなどがたくさん見つかると思いますので、是非議論にご参加ください!

さて、今回紹介の七福神の「布袋尊」のゆかりの地である玉湯町にある清巌寺を紹介します。

島根県松江市玉湯町玉造にある 清巌寺(せいがんじ) は、美肌祈願スポットとして知られる風情ある臨済宗妙心寺派の古刹です。開山は寛永14年(1637)で、山号を「温泉山」と称し、玉造温泉街の奥にひっそりと佇んでいます

美肌のご祈願「おしろい地蔵さま」

境内にある「おしろい地蔵さま」は、肌トラブルを治すという伝承から美肌のご利益で人気を集めています。

参拝方法がユニークで
顔用/体用の祈願札(約300円)を購入。
色鉛筆で治したい部位を札に塗る。
札を納めた後、地蔵さまにおしろいで「お化粧」をして祈願します。

また、近くには玉造温泉があります。
玉造温泉は、古来より「神の湯」「美肌の湯」と称され、日本最古の湯のひとつとして『出雲国風土記』(8世紀)にも記録が残る名湯です。

源泉には硫酸塩泉(ナトリウム・カルシウム – 硫酸塩泉)と弱アルカリ性の温泉成分が豊富に含まれ、
肌の新陳代謝を促し、古い角質を優しく落とす「天然の化粧水」ともいわれています。
実際、玉造温泉の水だけを使用した化粧水も商品化され、「持ち帰れる温泉」としても親しまれています。

特に含有される「メタケイ酸」は、コラーゲン生成を助け、透明感のある美白肌へ導くとして、
化粧品メーカーの研究対象にもなるほど注目されています。

温泉で肌を整えたあと、地蔵さまにおしろいを塗って祈願するという、
“温泉+祈願”の美肌ルーティンが、訪れる女性たちの間で話題になっています。

出雲国七福神の札所

本堂には布袋さまだけではなく、ご本尊・阿弥陀如来(安阿弥作、約55 cm)を祀っています。

基本情報とアクセス

項目内容
住所島根県松江市玉湯町玉造530
拝観時間夜明け~日没
夏季 8:00–18:00
拝観料無料
交通アクセスJR玉造温泉駅からバス約10分、終点下車徒歩5分
駐車場無料(約10台)