伝送装置における障害対応自動化の取り組み

概要

伝送装置で障害が発生した場合、監視画面に大量のアラームが表示されることがよくあります。
これらのアラームの中から具体的にどの部分で問題が発生しているのか、つまり被疑箇所を特定することは非常に難しく、熟練のスキルを要します。しかしながら、組織における人材の循環を考慮すると、個人のスキルに依存せず、経験が浅くても迅速かつ正確に対応できるようにすることが極めて重要です。
そこで、熟練者の知識や経験をふんだんに取り込み、伝送装置における障害対応自動化に取り組みました。

主に以下4つの自動化の取り組みについてお話します。
1.アラーム監視画面の統合
2.RCA(Root Cause Analysis)によるアラーム集約
3.光レベルやエラー等のPMデータ自動取得
4.自動化とダッシュボードによる可視化

最後に今後の展望として、ダッシュボード活用によるIPレイヤーとの業務融合についてお話します。

議論ポイント

伝送装置障害の自動化の取り組みについて
伝送トポロジーのデータ作成および可視化について
伝送レイヤーにおける運用業務の今後について

場所

大展示場1/1F

日時

Day2 2025年7月31日(木) 11:15~12:00(45分)

発表者

小紫 慎哉
Shinya Komurasaki
ソフトバンク株式会社

公開資料

その他

本プログラムはストリーミング配信予定です。

アーカイブ配信

本会議終了後、順次配信予定です。