概要
JANOG55「400G超通信におけるMPOコネクタの品質について考えよう」の続編となります。
前回の発表では、生成AI向け400Gネットワークを構築した際に”MPOコネクタの品質”によって発生した通信トラブル実例について、実測した”コネクタ端面形状データ”から推測した原因や対策について解説しました。
それらを元に、以下の三つのポイントについて議論を行いました。
・光ケーブルや光トランシーバなどの各メーカは、使用するMPOコネクタ/スタブの品質(特に端面形状)をどこまで気を付けているのか。
・マルチモードのMPOコネクタは品質ばらつきが大きいが、それでもコスト的にはマルチモードを選択せざるを得ないのか。(シングルモードの選択肢はないのか。)
・シングルモード用MPOコネクタはすべてAPCなので、同様にマルチモード用もすべてAPCにすることはできないのか。
今回は、この三つの議論ポイントについて検証や情報収集した結果を報告すると共に、新たに浮上した問題・課題について発表します。
MPOコネクタを使うユーザ側は勿論、MPOコネクタの光トランシーバや光ケーブルを提供するメーカ側にも”新たな気付き”を持ってもらい、高品質な400G光ファイバネットワークの構築につながるような議論交換を行います。
議論ポイント
①光ケーブル/光トランシーバを調達する際に、品質は重視しているかについて。
②400Gオーバーネットワーク構築でシングルモードを採用する選択について。
③400Gオーバーネットワーク構築をすべてマルチモードのAPCにした場合の課題について
④より高速化を見据えたネットワーク構築における、光ケーブル/光トランシーバの選び方について。
場所
大展示場1/1F
日時
Day1 2025年7月30日(水) 14:45~15:45(1時間)
発表者
公開資料
その他
本プログラムはストリーミング配信予定です。
アーカイブ配信
本会議終了後、順次配信予定です。