5Gコアの試験プロセス自動化戦略/手法論の立て方 ~テストの担当者ですが、残業は嫌なので手順を自動化しようと思います~

概要

近年、ネットワークやインフラの試験環境構築や試験といった試験プロセスを自動化することに取り組んでいるところも多いかと思います。しかし、偏に自動化と言っても「どこを自動化するか」、「何から検討するか」、「本当に効果があるか」など、最初の1歩を踏み出すことに大きなハードルがあるかと思います。
ドコモは5G専用のコアネットワーク設備である5GC(5G-Core)を2021年より商用導入開始しており、5GCを運用するにあたり、ドコモでは品質担保を目的とした多くの試験を行っています。このような時間・稼働がかかる試験に関して我々は自動化に取り組んでおり、約4年にかけて自動化に取り組んでまいりました。我々がどのようなアプローチ・体制で自動化を行ってきたか、そしてどのような手法で自動化・プロセス改善を行ったか説明いたします。また、実際に行った自動化・プロセス改善の事例やその取り組んでみた結果を紹介しつつ、試験プロセスの自動化や改善検討のあるべき姿や優良事例などについてディスカッションさせていただきたいと思います。
-キーワード-
自動化/内製化/マトリクス分析/VMS分析/プロセス改善/プロセスタイム/リードタイム/手戻り率/チームビルディング

議論ポイント

・自動化や内製化の取り組みを通じて、試験の効率化をどのように分析しているか
・試験や自動化に伴う体制確保・時間確保・技術アセット獲得などの苦労話と解決策の情報交換
・品質担保を目的とした試験は何を根拠にどこまで行っているか
・試験を実施するにあたり、そのための環境や調整(ヒトの介入具合)はどのように行って

場所

多目的ホール/1F

日時

Day2 2025年7月31日(木) 10:15~11:00(45分)

発表者

小原 啓希
Hiroki Ohara
NTTドコモ
白水 孝始
Takashi Shiramizu
NTTドコモ

公開資料

その他

本プログラムはストリーミング配信予定です。

アーカイブ配信

本会議終了後、順次配信予定です。