「生成AI(LLM)を活用したパケット・Syslog分析」を大規模NWで実証してみた

概要

生成AI(LLM)が通信業界問わず大きな技術トレンドとなる中、
例に漏れず、NWオペレーション効率化への適用も大きく期待されています。

本発表では「LLMを活用したパケット・Syslog分析」について、
大規模NWで実証した結果等を踏まえ、ご紹介いたします。

通信トラフィックおよびSyslog解析を実現するアーキテクチャに加えて、
LLMモデルの選定基準、ハルシネーション抑止方法、運用コストなど、
「LLM利用をしたNWオペレーションのユースケース」の一助となることを期待しております。

[主要なトピック]
・AIエージェント型パケット/Syslog解析システムの手法
・大規模NWモニタリングにどうやってLLM分析を組み込んだか
・ネットワークログをLLM分析させるためのナレッジ
・大量ログ(パケット/Syslog)の抽出、文章化手法
・RAG手法
・プロンプトエンジニアリング手法
・LLMのオペレーション適用における”費用感”
・実証で見えてきたネットワークログLLM分析の課題

議論ポイント

LLMを活用したオペレーションにおいて、どのようなメリットが生まれ、どのようなハードルが存在し、何を達成すればいいのか?という課題感を持つ皆様とディスカッションをしたいです。
特に、以下のポイントは実証でも大きな課題が見えているため、
今後のネットワークオペレーションに有用な議論が出来るのでは、と認識しております。

[議論ポイント]
・LLMを活用したNWオペレーションの”ゴール”とは?
※分析にとどまらず、どこまでアクションを起こすのが正解なのか、といった内容
・LLMをオペレーション利用する場合に許容される費用とは?
・効率的かつ現実的なパケット/ログ解析技術とは?
・ログ分析におけるセキュリティはどう担保するか?

場所

大展示場1/1F

日時

Day3 2025年8月1日(金) 11:15~12:00(45分)

発表者

高野 悠生
YUUKI TAKANO
NTTアドバンステクノロジ株式会社
大介
DAISUKE TAMAKI
NTTアドバンステクノロジ株式会社
阿部 拓実
ABE TAKUMI
NTTアドバンステクノロジ株式会社

公開資料

その他

本プログラムはストリーミング配信予定です。

アーカイブ配信

本会議終了後、順次配信予定です。