概要
KDDIでは多くのお客さまに快適で安定した通信サービスをご利用いただくために、
日々ネットワーク機器の設備更改・機能追加・OSバージョンアップを実施しており、検証も案件毎に実施しています。
しかし、従来の検証業務の多くは手作業や外部委託に頼っており、
仮に、自動化を導入しても一部の範囲にとどまり、広がらずに廃れてしまうという課題がありました。
近年、労働人口の減少や人員コスト最適化といった社会的な流れを受けて、自動化の必要性は高まっています。
さらに、AI技術の急速な発展により、自動化への取り組みはこれまで以上に加速せざるを得ない状況となりました。
今や「自動化できれば良い」という段階を超え、「自動化しなければまずい」という危機感を現場のエンジニアも強く感じています。
本発表では、「検証自動化を”本気”で推進したいが、従来手法からの脱却に悩んでいた」ネットワークエンジニアたちが、
自分たちの将来像について徹底的に議論し、過去の失敗事例を分析し、現場に自動化を浸透させるためにどんな工夫・意識をしているのか。
現在進行形の取り組み事例として、私たちのアプローチや開発した検証自動化プラットフォームについてご紹介します。
このセッションを通じて、自動化を組織の中で“浸透”させる際にぶつかりがちな課題や、その対処について、
参加者の皆さまと率直に意見交換・議論できればと考えています。
議論ポイント
・現場に自動化を導入する中で、思い通りにいかなかった経験はありますか?
また、自動化を現場に”浸透”させるために意識している点はありますか?
・ぶっちゃけ自動化しなくてもいいケースってありますか?
・ネットワークエンジニアに今後求められるスキルセットや役割はどのように変化すると思いますか?
場所
大展示場1/1F
日時
Day3 2025年8月1日(金) 14:15~15:00(45分)
発表者
公開資料
その他
本プログラムはストリーミング配信予定です。
アーカイブ配信
本会議終了後、順次配信予定です。