概要
モバイルネットワークで固定IPアドレスを付与することはあまり一般的ではなく、一部のMVNOでのみ提供されており、ドコモにおいても法人向けの一部サービスで提供されるにとどまっています。
このような状況である理由の一つとして装置の冗長化を取ることが難しく、可用性に課題がある点が挙げられます。
本発表では、4G/5GのモバイルネットワークにおいてどのようにIPアドレスが付与されるのか、また、IPアドレスを固定するための標準的な手法について説明します。
その上で可用性についてどのような課題があるか、どのポイントや装置で冗長化を取ることが難しいのかについて述べた上で、可用性を向上させるためのこれまでの取り組みや、新しい方式案や代替案について説明したいと思います。
固定ネットワークとどのように異なるか、またモバイルネットワークにおける固定IPアドレスの必要性等について皆さんと議論してみたいと考えています
議論ポイント
・モバイルの固定IP付与について、固定ネットワークとどのような点が同じで、どのような点が異なるか?
・実際にモバイルネットワークで固定IPを付与しているのであれば、どのようにサービスしているか?
・ユーザの視点から、固定IPについての要望、可用性についてどのような要件や希望があるか?
等についてについてディスカッションしたいと考えています。
場所
多目的ホール/1F
日時
Day2 2025年7月31日(木) 11:15~12:00(45分)
発表者
國友 宏一郎
Koichiro Kunitomo
NTTドコモ
奥田 兼三
Kenzo Okuda
NTTドコモ
公開資料
その他
本プログラムはストリーミング配信予定です。
アーカイブ配信
本会議終了後、順次配信予定です。