こんにちは!JANOG56企画編成委員の川越です。JANOG56のプログラム紹介は少し趣向を変えまして、プログラム選考時に考慮された
- 発表/議論を通して気づきや発見を得ることができるか?
の項目の点数の上位7位までのプログラムを七福神にかけて紹介していきます。
ちなみに、今回ご紹介するプログラムの総合順位は6位🎉で、各項目の順位は次のとおりです。
- 技術/運用の観点で日本のネットワークオペレータにとって有益か? (10位)
- 議論のポイントが明確であるか? (3位)
- 発表/議論を通して気づきや発見を得ることができるか? (6位✨)
そして、なぜ七福神なのか?それは島根にも七福神があるからなんです、ご存知でしたか?縁起がいいですよね。

ということで、プログラム紹介と、七福神が祀られている祠への松江駅からのアクセスを載せますので、現地に行ったらプログラムだけでなく、七福神巡りもいかがでしょうか。今回の神様は寿老人(じゅろうじん)です。長寿を授けてくださる神様ですね。上図のどの神様か分かりますか?
まずはプログラム紹介となりますので、プログラム委員のあきらんにバトンタッチします!あきらんお願いします!
プログラム紹介
JANOGerのみなさんこんにちは!JANOG56 プログラム委員のあきらんです。
Day2(2025年7月31日)14:30 ~ 15:30に大展示場1/1Fで行われるプログラム「大規模災害発生時における通信事業者連携」にご登壇いただく、NTTコミュニケーションズ 吉田さん、LINEヤフー株式会社 高嶋さん、Jストリーム 高見澤さんにお話を伺いました。
まず、発表者の皆さんとミーティングをして、率直に思ったことがあります。それは、我々の利用しているインターネット環境を、より良くしようという思いと、有事の際の対応は必ず起こりうるので、そのために平常時から技術などのボトムアップして、連携のきっかけとなるミーティングにしたいという強い思いを感じました。
そして、みなさんの立ち位置が、ネットワーク提供(吉田さん)、コンテンツ提供(高嶋さん)、コンテンツ配信(高見澤さん)という別々での視点からのお話が聞けます!気になるよね!

左下:NTTコミュニケーションズ 吉田さん、右下:Jストリーム 高見澤さん
応募のきっかけ・このテーマを選定された理由を教えてください
災害が身近になりつつある中で、最近だと、南海トラフが30年以内に80%以上の確率で発生するといった情報も公開され、災害予測に対する関心も高まっています。なので、今だからこそ、大規模災害が発生した際、通信事業者として、どういう方向に動くべきかをJanogに参加している同様の事業者さんや参加メンバーで具体的に考えるタイミングではないかと思い応募しました。
いつ起こるかわからないものが実際に起きた場合、東日本大震災や能登半島地震などの過去の経験から、方向や方針を民間事業者や国を巻き込んで出していくことが大事だと考えています。その方向付けのきっかけとなるミーティングになればと考えています。
議論のポイントを教えてください
3.11の東日本大震災の時から比べると、テレビやラジオなどのライフラインがインターネット上のコンテンツとして普及してきていたり、クラウドの普及やAPIを使った複数のシステム連携が当たり前になりました。そのため事業者間の連携を意識していただく意味で、多くの事業者の方々に問題意識をもってもらい、大規模災害時に自分たちに何ができるか、どういう工夫によって、インターネット環境を安定的に提供できるかなど議論したいポイントです。
今回の登壇者は、ネットワークを提供する事業者、コンテンツを提供する事業者、コンテンツを配信する事業者としての立場があります。それに加えてJANOGでは、地元に密着したCATV/ISP事業者や地方自治体や国の仕事に従事する方等様々な立場の方が参加されます。そこで、いざ大規模災害が発生したときにどのように連携していったらよいか、第一歩となるディスカッションができればと考えています。
もちろん、災害時の連携も大事ですが、平常時での運用やスキルなどのレベルアップも重要だと考えているので、ぜひこのプログラムで一緒に考えましょう!
特に聴講いただきたい方・ターゲット層について教えてください
ありとあらゆる通信事業者の関係者
・ネットワーク事業者
・コンテンツ事業者
・コンテンツ配信者
・地域ISP/CATV事業者
・データーセンター事業者
・モバイル事業者
・地方自治、国に関連する団体 など
意気込み・JANOGerへのメッセージをお願いします!
NTTコミュニケーションズ 吉田さん:身近に起きえる災害について、本当に流さなければいけない通信などきちんと考えて、国を含め民間企業との連携が本当に大事なので、ぜひみんなで議論して、同じ方向感を持って取り組んでいきましょう!
LINEヤフー株式会社 高嶋さん:コンテンツ提供目線で、災害時に適切なタイミングに提供するためには、どのようなインフラや人の配置など、具体的な取り組みなどを含めて話せればと考えていますので、そういう観点からも議論しましょう!
Jストリーム 高見澤さん:コンテンツを配信する立場として、必要なコンテンツをグループ化して優先的に提供することも考えているが、いろいろな事業者さんの目線からの議論や落とし所を一緒に議論しながら見つけていきたい!
PC(プログラム委員)目線で思ったこと!
登壇者の方とプログラムの内容についてお話しさせていただきました。お話を聞いてみて、災害については、起きてほしくないのが正直な所ですが、発生を防ぐということはできません。ただ、起きた時にどう対応するかということは、事前に相談しておくことはできると思います。
インターネット利用者である我々もそうですが、インターネットは切っても切れない関係で生活しており、その中で、いざ大規模災害が起きた時に、どう事業者さん同士が連携するきっかけとなるプログラムで、みんな同じ方向を向いて考えることが大事だなぁ〜と思える内容だと思いました。
もしも、大規模災害発生した際には、裏側の連携などを事前に知れる機会になるかもしれないので、ぜひ発表を楽しみにしていただければと思います。
七福神紹介
あきらんありがとうございました!大規模災害はいつ起こるか分かりませんからね、備えあれば憂いなしです。

プログラムに参加したら寿老人に長寿を授かりに行きましょう!寿老人が祀られているのは本性寺です。松江駅からは直接行けませんので、まずは懇親会会場でもあるホテル一畑あたりまで行きましょう。バスだと八雲線:温泉~八雲松江しんじ湖温泉駅行で15分、徒歩だと30分ぐらいでしょうか。

次にホテル一畑の目の前にある松江しんじ湖温泉駅から一畑電車に乗りましょう。のんびり風景を楽しみながら、一畑口駅で降ります。実はこの駅で電車がスイッチバックするのですが、ぜひ確認してみてくださいね!

一畑口駅から県道23号線を10分ぐらい北に歩くと左手に白い橋が見えてきますので、左に曲がってその橋を渡りましょう。鳥居がありますね。鳥居をくぐったあとのつきあたりを右に曲がり、北上すると、左手にこの石碑が見えてきます。

この石碑のある道をを左に曲がり、まっすぐ行けば到着です。この石碑の近くにこの看板もあります。

経路はこんな感じですね、出雲大社に行くのでしたら立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。

これで長寿間違いなしです!残り6つのプログラムと六福神も紹介していきますので、ご期待ください!次は何かな~?