概要
前回のJANOG55@Kyotoで行われた「おいでやすNOCはん!〜なんぎな故障もはんなり解決。
その知見を集めて運用の新たな未来を紡ぐ〜」セッションの続編です。
前回のセッションではNOC経験豊富な方の登壇が多く、深い知見に基づいた議論することが
できました。一方で、替え玉エリアには比較的若い方に多くお越しいただくなど、若い方の
意見にフォーカスすることも大切であると考えています。
今回のJANOGのテーマは「縁」ですが、まさにNOCはベテランと若手が知識と技術を繋ぐ
ことで安定した運用を維持してきました。これからどんなに便利なツールができたと
しても、人と人との繋がりなくしてこれを維持することは絶対的に不可能だと断言します。
そこで今回は通信各社よりNOC経験がおおむね3年程度の方を集め、若手目線からの意見
(前回登壇者へのアンサー?)を企業の垣根を越えて議論します。
セッションは大きく前半と後半パートに分けて進行する予定です。
前半パートでは、故障発生時の対応のモデルケース(前回セッションの話から集約)を
提示してNOCの一員として感じていることなどを議論します。すべてを一人前に対応できる
ようになるまでどのような教育がされたか、うれしかったこと、不安、不満、正直やめた
ほうがいいと思っていること、等々、若手らしい意見で進行します。
後半パートでは、主に下記のことについて登壇者同士のディスカッションを行います。
・NOC全体の抱える課題について
・NOCの一員として持つべきスキル、マインド
・自動化とスキル継承
・最新技術がNOCに与える影響
・NOCと他部門を比較して思うこと など
ただし、前半パートと後半パートのネタはどちらも登壇者と議論して最終的に決定します
ので、変更となる可能性があります。
議論ポイント
同じ事柄であっても社によって苦労に違いがあることや、その反対に何の違いもなく同じ
ことをしていることが明るみになることが面白いポイントであり、国内通信の将来のために
役に立つことだと思っています。前半パートではそのようなものを引き出し、登壇者内議論
および会場参加者との議論を行います。
また、後半パートのディスカッションテーマはあくまで基調に過ぎず、会場からのご質問や
ご意見を広く議論したいと考えています。本セッションでは会場の方からの自由な質問や
意見もディスカッションのテーマとして非常に強く歓迎します。議論のポイントとしてあまり
具体的には設定しすぎず、NOCをはじめ通信事情に携わる皆さんのためになるような議論に
よって、ご縁が繋がることを目指します。
場所
大展示場1/1F
日時
Day2 2025年7月31日(木) 15:45~17:00(1時間15分)
発表者
公開資料
その他
本プログラムのストリーミング配信はありません。会場内でのみ議論が可能です。
アーカイブ配信
本プログラムのアーカイブ配信はありません。