概要
本発表では、生成AIを活用したネットワーク故障解析支援AIエージェントを開発し、弊社内のネットワーク運用業務の現場に導入した事例をご紹介します。
本ツールではAIが自律的に状況判断し最適な行動を選択する「Agentic AI」を採用し、AIによってネットワーク機器へのコマンド実行、そして実行結果の分析を行わせることで、トラブル発生時の原因切り分け・原因推論を実現しました。
また、アーキテクチャとしては、複数のエージェントが連携するマルチエージェント方式を採用しました。
発表では実際のオペレータからの評価を複数観点から分析し、その効果や課題について、成功例だけでなく失敗例も含めながら共有します。
ネットワーク運用現場での生成AI導入に関するリアルな実証結果を通じて、他のネットワークオペレータにとっても実践的な知見を提供できればと考えております。
議論ポイント
・商用適用を行うにあたって障壁となることは?(コスト?精度?セキュリティ?)
・NWオペレーション業務×AIについて、どれぐらい期待していますでしょうか?
・今回、私たちは「切り分け」と「原因推論」の領域がAIとの相性が良いと考え、スコープとして設定しました。一方で、NWオペレーション業務とAIの組み合わせにおいて、さらに相性が良さそうなユースケースはありますでしょうか?
場所
本会議場2 グラングリーン大阪北館6F 6-1
日時
Day3 2026年2月13日(金) 10:20~11:20 (1時間)
発表者
佐藤 友暉
NTTドコモソリューションズ株式会社
Yuki Sato
宇賀治 元樹
NTTドコモソリューションズ株式会社
Motoki Ugaji
奥田 太郎
株式会社日立製作所
Taro Okuda
神田 莉央
株式会社日立製作所
Rio Kanda
公開資料
各種情報
| ストリーミング配信 | 実施する |
| アーカイブ配信 | 実施する |
| SNSやSlackでの議論 | 制限しない |
| プログラム種別 | 登壇者から応募のあったプログラムです |
アーカイブ配信
本会議終了後、順次配信予定です
