プログラムインタビュー「事業者をまたいで”つながるAPN”:フェデレーションとサブチャネルの取り組み」

JANOGerのみなさん、こんにちは!JANOG57プログラム委員のとみたです。
今回はDay1(2026年2月11日)本会議場2で行われるプログラム「事業者をまたいで”つながるAPN”:フェデレーションとサブチャネルの取り組み」にご登壇いただく池尻 雄一さん、武田 知典さん、宮坂 拓也さんとのミーティング内容を元に、プログラムを紹介させていただきます。

左上:池尻さん、右上:とみた、左下:宮坂さん、右下:武田さん

プログラム紹介・PC(プログラム委員)目線で思ったこと!

本プログラムのテーマはAPN(All-Photonics Network)です。次世代のネットワークとして消費電力や遅延の観点で効果が期待され、導入が進められているAPNについて、技術動向全般の話から今検討が進められている事業者間接続、これからのユースケースの話まで、様々なトピックが取り上げられます。
登壇される3名とお話しした際はJANOGの場で様々な職種、立場の人と課題感や期待を共有し合いたいということを発言されていたことがとても印象的でした。本プログラムを通じて多様な意見が飛び交い、これからのネットワークについて考える時間が生まれると期待が高まります!

応募のきっかけ・このテーマを選定された理由を教えてください

宮坂さん)
今回の登壇者とは少し前から光のネットワークに関しての研究やIOWN Global ForumというAPN、光ネットワークの制御や機器構成を決めていく場でいっしょに活動しているという経緯があります。一番覚えているのはIOWN Global Forumの会合で池尻さんにJANOGで一緒に発表しましょうよと声をかけた記憶があります。そうした中で、結局エンジニア目線でどう使えるかというのを共有した上で、どういった使い道があるのかというところを聞いてみたいと思い、応募しました。マーケティング目線が先行している面もあるので、技術者目線でもここがスゴいんだよというところを打ち出したい!という思いです。

池尻さん)
声をかけていただいたのが登壇のきっかけではありますが、IOWN Global Forumでの活動等を通じて(APNが)使われ始めているという話をしていたので、実際にインターネットの世界で運用とか設定をやっている人とお話しする機会があればと思っていたので今回がその機会となりました。

武田さん)
JANOGのコミュニティでのAPNの認知度がそれほどないのではと思っていて、まずはどういうものなのかを知ってもらい、フィードバックをもらう、加えて、一緒にやりたい・使ってみたい、という声がもらえればと思っています。

議論のポイント

池尻さん)
私からはAPNの最新の技術動向についてお話しします。APNにもいろいろな実装のしかたがあり各社それぞれというところだとは思いますが、今回はIOWN Global Forumで議論されているOpen APNというリファレンスモデルを中心に、今APNがどのような議論をされているかを紹介します。実際にサービスとして世の中に出ているもの、現状の技術的な目線での課題感を紹介し、この後の宮坂さん、武田さんのパートで取り上げられる技術がなぜ必要になりそうなのかといったことの導入を行います。

宮坂さん)
JANOGer の皆さんと議論したいことというと、やはり自分たち以外のオペレーターの声を知りたいというのがあります。まず技術的なところでは、光のネットワークを全く知らない人達どうしでつなげるのは結構難しいことなので、どんな要件があるのか、気を付けることなど、各キャリア・ベンダで持っているお作法を聞いてみたいです。サービス的なところでは、光の伝送ネットワークをどんなビジネス、サービスに使いたいのか。クラウドの人ではこう、ケーブルの人ではこうなどいろんな意見があると思うので、聞いてみたいです。

武田さん)
私のパートはユースケース、アプリケーションとしてどう使えるのかという話がメインです。皆さん、APNをどう使いたいですか?ということを聞いてみたいです。AI社会になってくるとAPNをこんな風に使えるのではないかなど。もちろんAIに限るものではないですが。オペレーターはもちろん、ユーザコミュニティの皆さんとも議論できるとありがたいです。

聴講いただきたい方

池尻さん)
事業者さん、アプリケーションを作っている人ですね。他にはAI基盤、つまりGPUを作るところやデータセンターでAPNを使うユースケースが出てきているので、課題感、こうしたらいいなという議論をするためにそういう人たちと議論できればと思っています。

宮坂さん)
池尻さんと同じところもありますが、事業者さん、オペレーターさんの声をまず聞きたいです。オペレーターにもいっぱいいて、キャリア、データセンター、IX、クラウド…。インターネットやデータセンターの基盤を作るような人の声を特に聞きたいですね。

武田さん)
APNがユーザにとって価値があるものでないと普及しないと思っています。その意味で、特に、ポテンシャルユーザの方々に是非聞いてもらいたいです。例えばAI、データセンターといった業界は想像しているのですが、むしろ想像していない業界の方からも、実はこういう使い方をしたいという話が聞ければ嬉しいですね。

最後に意気込み

池尻さん)
AI時代にインフラを考えるうえで、レイヤ1や伝送とIPレイヤ以上を総合してデザインすることが効率的なネットワークを作るのに必要になってきているなと感じていて、そこには光ネットワークも大きな役割を果たすと思っています。そういったことをいっしょに考えることで良いネットワークを作れると思っていますので、JANOGerの皆さんと考えていきたいです!

宮坂さん)
光のネットワークどっぷりの濃い話からそれをどう使うかというサービスアプリケーション目線、つまり社会に向けてという幅広い話ができるといいなと思いました。1日目のトリということなのでプログラムが終わった後もまだあります。議論は20分では終わらないような気もしていますので、続きは大阪のまちでフラッと飲みながら(笑)皆さんと議論をできるとさらに良いのかなと思いました。そういう話をしたい人にぜひ本プログラムに来ていただければと思います!

武田さん)
今回話す内容はこれから技術を作っていく内容も含まれています。個人的には、APNはまだ完成していないと思っていて、皆さんから意見をいただいて良いものにしていければと思っています。是非いろいろ意見をいただけるとありがたいと思っています!

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