================================================= セッション a little bit faster access line to the home − xDSL Internet Access のいまのところ − 発表者 矢萩 茂樹(イー・アクセス株式会社) 日時 2000/6/16 11:00〜 logger 渡辺 芳治(イー・アクセス株式会社) ================================================= 【全体】 2000年4月末からのイー・アクセスでのデータを元にした ADSLサービスに関する状況報告 【一般的な説明】 ・DSLの種類と説明 -ADSL、HDSL、SDSLなどなど -HDSLは従来のT1回線のアクセスラインとして使用されている。 -SDSLは上り下り同じ速度で行う。 ・規格 -ADSLでは使われている電話の回線や電話サービスによって品質が 変わる。AnnexA、C、Eなど地域事情にあわせるための規格が複数ある。 ・ADSLの特徴 -ADSLの場合は今ある電話回線をそのまま使うため、接続はちょっとだけ複雑。 スプリッタという装置を用いて、音声とデータを周波数分割・多重する。 ユーザからNTT局までADSL、局からNOCまでATM、アグリゲータでIPへ変換、 そこからインターネットや各ISPへ接続を行う。 -装置はモデム、スプリッタ、DSLAM、アグリゲータなど。 モデムに関してはUSBインターフェースのものも出てきた。 -プロトコルは基本はATMで、各種のプロトコルスタックが使用される。 -通信品質は、距離から考えれば回線品質の影響が一番大きい。 -周波数特性に影響を与えるものとして、ACRやT分岐など。 -ADSLは一般電話と共存できるが、日本のISDNとは周波数帯域が重なり 共存できない。なのでアナログ電話と組んで使う。 -ラインアップ状況として、今までは問題なく開通できている。ただし 速度は下り1.5MFULL出ない人いるが、今までの例ではすべての人が 下り512Kはでている。 -回線のノイズは、ほぼISDNからの干渉。 【印象に残った出来事】 -ラインアップ失敗例としては、ユーザの電話とPCの距離が遠いとか、 ETHERNET関係のユーザの知識不足が多い -ユーザのトラフィックを見ると、生活が分かるね。