プレゼンテーション名:NANOG Update 発表者 :株式会社ドリームトレイン・インターネット 国武 功一 時間 :09:50〜10:25 記録者 :株式会社ケイエスピー 白石 大成 JANOG6広報担当 津島 雅彦 --------------------------------------- NANOG19 Meetingの報告 ・Network会場の設備状況 会場=>本会議場でもN/W使用可能、10MのHub設置 proxy(squid)使用可能(autoproxy) proxyはgopherもサポートしていた!(まだ使ってるの?) wirelessカードを借りるときはcreditカードが必要になった。 (持って帰る人がいたため) ・tutorial(v6) なぜv6か? (Steve Deering, CISCO) Why? NATの弊害&IPv4 枯渇問題 今、NATの弊害==>IPのメリットがNATによって失われているのでは? アドレス枯渇==>あまり悠長にはしていられなくなってきた What? IPv6特徴 IPv4とIPv6のheaderの違い Address Types Address Type Prefixes Routing Protocol AutoConfig Auto-Reconfig Mobile IP How? 導入方法 NAT-PT (NAT-Protocol Translation) v4とv6を同時にしゃべるdual-stack v6の島同志をつなぐtunneling v6しか喋れないclientをつなぐためのtranslator When? IPv6の実装状況について FreeBSD、Linux等 現在 NAT を用い、IPv4 の Private Network を構築しているものを IPv6 の public network へと変更、IPv4 で使用していた NAT-ALG を v4/v6 translator に変更すれば、IPv4 では従来の NAT の弊害を引きずるが、IPv6 では IP 本来 のメリットが取り戻せる。この様に移行し、IPv6 network を大きくして行く。 詳しくはNANOGのプレゼン資料を参照してね。 http://www.nanog.org/mtg-0006/deering.html ・IPv6 UPDATE (Bill Manning, ISI) Pentration Rate of Private adress space by bill manning プライベートアドレスの逆引きがどれくらいあるか IPv6の運用実験 IPv6のアサインの歴史についての話もあった ・Operational Experience with IPv6 (Rob Fink, NBNL/ESnet) IPv6のNetwork構築状況、非常にすくない v6のサポートをするISP同志をつなぐN/W (6bone/ESnet/6TAPなど) 6TAP では v4/v6のトランスレーションサービスの提供予定も v6nativeのサービスを充実させたい(splint) GigaPoPでv6を流す(catalyst55k)(CRC) 11.3はv6不安定、改善の予定なし?==>v6 code は12.1系が開発のメインに? ・パネルセッション Bob Fink, Lawrence Berkeley National Lab, moderator Rob Rockell, Sprint Greg Miller, MCI WorldCom Bill Maton, Communications Research Center Sean Mentzer, Qwest linuxのv6環境は貧弱 KAMEみたいなプロジェクトを作ってv6 kernelをなんとかしたい ==>人材募集 まだルーターに関してはv6的には実装が充分進んでいない RASに関してはv6の実装が遅れている バックボーンはv6対応可能 appliもまだ対応が遅れている お客さんからもv6へのseriousな要求がないためなかなか進まない IPv6構築経験を積むため、とにかくv6のN/Wを作って行くしかない ==>各POPにとりあえずv6のN/W張ろうよ ユーザが使ってみたいと思うシステム(ゲーム?)が必要 ・Other ほかにもtraffic-engineering関連とかいろいろな話がでた MPLS (まだ技術として枯れていない)MPLS を使用して network を不安定にする よりは、回線を増速したほうが良い。増速をするまでの繋ぎとしては使えるかも もちろん有効に使っている所もあるので、全面的に Useless ではない。要は Vendorに踊らされず、有効に使うことが大切。 See http://www.nanog.org/mtg-006/agenda.html ・質問 アメリカが一番v6が盛り上がっていない? そんなに関心が低い、というほどではなかった