================================================================== 題目 :WG Update 記録者 :川田 靖 (大阪メディアポート株式会社) 時間 :2000年6月16日(金) 13:10 〜13:35 ------------------------------------------------------------------ 発表内容:JANOGワーキンググループについて 発表者 :近藤 邦昭 (JANOG運営委員) ・JANOG WG について − 現在 JANOG への登録者が 約2400名。 人数が多すぎると的が絞れず討論にならない。 → メインリストとは別にワーキンググループを作ろう。 ・WG の立ち上げ方について − メインリストでまず議論、 個別に議論がしたいと思ったときに提案。 − WG 立ち上げた際に必ず成果物を設定。 なかなか期限通りにおさまらないことが多い。 中には期限通りに終了したものも(IS-IS、Y2K)。 − 取りまわしはチェア−に一任。 − 続行中のものに関しては延長依頼 または 一旦レポート を提出して閉じる。 − 議論だけじゃなく実験も可(IS-ISで実績有り)。 ・ 今後 − チャーター書き直す。 パイロットプロジェクト廃止 プロポーザルのフォーマット作成 ・ 問題点 − なかなかアクティブにならない。 − 短期集中のものは良いが、長期のものは議論が進まない ものも..... ------------------------------------------------------------------ 発表内容:JANOG Y2K-WG Report 発表者 :近藤 邦昭 (JANOG Y2K-WG Chair) ・ Y2K-WG について − 2000年1月1日、2月29日に問題発生が予想され、 それに対して技術的に対応しようということがねらい。 ・ 活動拠点について − 日本インターネット協会(IAJ) 昨年6月 Y2K に対し、対応体制・連絡体制を早急に 整えねばという議題が IAJ-TF であったのがきっかけ。 ・ なぜ JANOG ではなかったか − JANOGはオープンプロセス。 速度を上げるため、確認プロセスを排除した。 Y2K-TFに協力する形態をとる。 ・ 結論として − 特に何もおこらなかった。 (ある HP で19100年と表示しているものもあったが) ・ 騒いだ意味があったか − 実験室レベルで実際にY2K問題は確認されている。 → 意味は多いにある。 → Y2Kに対する啓蒙がなければ対応できなかったと 予想され、何もなかったから意味が無いという のはナンセンス。 ・成果物 − レポート を HP にUP Y2K-WG Report http://www.janog.gr.jp/wg/y2k-wg/ IAJ Y2K-TF Report http://www.iaj.or.jp/y2kcc/finalreport/ ダウンロードには注意を(100ページ程度)。 特に添付資料11 は Y2K に限らずインターネットの のトラブルは全世界に波及することについても言及 ------------------------------------------------------------------ 発表内容:時刻同期WG報告 発表者 :近藤 邦昭 (TimeSync-WG Chair代理) ・ 時刻同期WG について − 多くの機器のカーネルではUTCで動いているため閏秒が  処理できないものがある ・ 時刻をあわせる手段 − GPS(3000円くらいものもある) − PC自身の時計を較正 clockspeed で追い込めば.... マザーボードを高精度なもの取りかえるのも手 − NTPD(FreeBSDなど) − NHKの時報 時報自体に 20msec くらいのジッタがありそれ 以上のずれになるかも − NTPサービス(OCNなど) なるべく近いところが吉 ・Y2Kはあったか − 2000年1月1日 何もおきなかった ・今後 − 今回の報告をもって終了 --------------------------------------------------------------- 発表内容:Rights-WG活動?報告 発表者 :太田 敏文 (株式会社タイムインターメディア) ・現在の状況 − 本来はJANOG5でオーソライズがとれていれば終了して いたはずが......JANOG6になってしまった。 − 話題はそれなりにある。 − 『「end2end の問題」と捉えられれば、JANOG として深刻に     考える必要はない?』 という状況に当該する話題が多く、    WG としては扱いにくかった。 ・現在の動向 − 仲介業務法の見直し最終報告 趣旨ほとんど変わらず。 − JPSAコメント 自由化と言っていながら今までの体制を追随しているだけ JASRACを公正取引委員会に告発を。 − JASRAC 2000年4月1日以降からバナーを貼りつけ。 HP閲覧に対して使用料検討を始めている(個人も対象に)。 具体的に管理する方法・料金徴収方法等はあいまいのまま 半年以上も変わってない。 個別交渉(着メロなどで)既に始まっている。 但し、非営利のものは棚上げ(HPで掲載できない制限を かけている)。 ・今後 − JASRACウォッチング 誰のためにうごいているのかわからない。 とりあげて問題に。 − 今は完全に停止している ==================================================================