JANOG Gif Level 1 全体実験
#####Level-1実験#####

項目
1. 全ルータでinterfaceのcls router isisを抜く
2. 状態を見てみる。
3-1. H-Vを抜く
3-2. M-Kを抜く
3-3. M-Lを抜く
4. 経路をくべる
4-1. router MにBGPをくべる
4-2. BGPをISISにredistributeする。
5. 抜く実験を再び行い経路との差分をとる。
6. clear isis *
をやって各々時間を計る。

経過様子

1. 全ルータでinterfaceのcls router isisを抜く
設定終了

2. 状態を見てみる。
●sh isis database
→全ルータで同じ情報を持っていることを確認!!

●sh isis databaseのn-selectorの番号問題
・n-selectorの番号が00でないものは何?
→LinkにひとつのDRと個々のLoopbackのDRのアドレス分が全部出ている
  のではないか。

●sh isis databaseの()表示の問題。

IS-IS Level-2 Link State Database
LSPID                 LSP Seq Num  LSP Checksum  LSP Holdtime  ATT/P/OL
0100.0200.0002.00-00* 0x00000052   0x483F        1031          0/0/0
0100.0200.0002.02-00* 0x00000003   0xA9B4        750           0/0/0
0100.0200.0002.03-00* 0x00000008   0x98BF        825           0/0/0

0100.0400.0001.02-00  0x00000007   0x2CA5        590           0/0/0
0100.0400.0001.03-00  0x00000001   0xA84C        0 (1193)      0/0/0
                                                 ~~~~

のように()が入っているのが消えている
→これは、Level1では()がなく、Level2が何かを示しているのか。
→ループバックも明示的にIS-type level1にしないとlevel-2として出てしまう。

●sh isis database detailに関して
0100.0100.0002.00-00  0x0000004E   0x6934        906           0/0/0
  Area Address: 47.0000
  NLPID:       0xCC
  IP Address:  10.1.2.1
  Metric: 10 IP 10.1.1.0 255.255.255.0
  Metric: 10 IP 10.1.0.2 255.255.255.255
  Metric: 10 IP 10.1.2.0 255.255.255.0
  Metric: 10 IS 0100.0100.0002.02
  Metric: 10 IS 0100.0100.0004.00
  Metric: 10 IS 0100.0100.0004.01
  Metric: 0  ES 0100.0100.0002

→00-00はISIS全体を見ているので、ISISで使われている全体が00-00で見えている。
→LSPで交換される番号は00-00のみである(LSPで交換されているデータが
  この情報に含まれている)

0100.0100.0002.02-00  0x00000003   0x3A9F        861           0/0/0
  Metric: 0  IS 0100.0100.0002.00
→これは、00-00と独立していて個々のルータ独自のものではないか
  (石黒さん他コメント)

●00-00等に含まれるデータベースの内容は何?
IS:ISのハローパケットでもらったもの、ルータ間からもらっている通信
ES:ESのハローパケットでもらったもの

3-1. H-Vを抜く
#詳細は別途log参照で概略のみ記述

ルータMで見ていたとき切断から8秒程度で以下の表示がdebug ip routingで見えた。

router-M#
01:18:26: RT: delete route to 192.168.10.0 via 10.2.3.1, isis metric [115/40]
01:18:26: RT: delete route to 192.168.10.0 via 10.2.1.3, isis metric [115/40]
01:18:26: RT: no routes to 192.168.10.0
01:18:26: RT: delete network route to 192.168.10.0
01:18:26: RT: delete route to 10.1.3.0 via 10.2.3.1, isis metric [115/50]
01:18:26: RT: delete route to 10.1.3.0 via 10.2.1.3, isis metric [115/50]
01:18:26: RT: no routes to 10.1.3.0
01:18:26: RT: delete subnet route to 10.1.3.0/24

もう、一度時間を合わせて行う。
→RouterMでは、切断から10秒程度でrouteが消えた。

次にインタフェースを挿すパターンを行う。
→RouterMでは15秒程度で経路の復活を見ることができた。

次に抜いたパターンをもう一回繰り返すと10秒程度で消えた。

再びさしたときは、13秒程度で経路が復活した。

次はH側でshutdownを行う。(抜くのではない)。
→抜いた場合よりも若干早く8秒程度で経路が消えた。

no shutdownされたとき
→8秒程度で経路が復活した

shutdownしたインタフェースに一番近いルータでは1秒で情報が伝わっている様子
(中川さん)


3-2. M-Kを抜く

M側でK向けのSerialを2つとも同時にshutdownする。
→15秒程度経路の変更が表示されつづけた。

逆にno shutしたとき
→3秒程度で最初の表示が始まり、15秒程度表示が続いた。

3-3. MとLの間を落とす。

Mからshutdown
→15秒程度経路の変更が表示されつづけた。

no shutdownした場合
→15秒程度経路の変更が表示されつづけた。

4.経路をくべる
→router MにBGP 1000経路をくべる。

4-1. router MにBGPをくべる
問題無し。

4-2. BGPをISISにredistributeする。
以下のconfigでBGPからISISにredistributeができない。。。。。

router isis JANOG
 summary-address 10.2.0.0 255.255.0.0
 redistribute static ip metric 0 metric-type internal level-1
 redistribute bgp 7675 metric 0 metric-type internal level-1
 net 47.0000.0100.0200.0002.00
 is-type level-1
!

→わからないので中止

5. 抜く実験を再び行い経路との差分をとる。
→時間が無いので中止。

6. clear isis *を全体でやる。
→これも中止


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