
JANOG28
プログラム詳細
- タイトル
- データセンターにおける節電対策とサービスの継続について
- 概要
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2011/3/11、東北地方太平洋沖地震の発生により東京電力と東北電力の発電所の多くが被災し電力供給能力が大きく低下しました。
徐々に復帰しつつあるとはいえ、一部原発の再開の見込みはなく、また原子力政策の見直しによって東日本だけではなく全国区で節電が要求されています。
大量の電気を消費する事業の1つがデータセンターです。
データセンター事業者は今、この大きな課題に取り組んでいます。
今回のセッションでは先ず、3月の計画停電に対する準備や実際の取り組み、そしてこの夏に向けた準備と実装した内容、そして今後10年への計画の枠組み等について説明すると共に、会場の皆さんと間近にひかえた電力問題を考えていきたいと思います。
尚、本セッションでは各事業者の取り組みのほかに、(社)日本データセンター協会が経産省と協議し、データセンター事業者全体として取り組むべき課題や案についても紹介します。 - 発表者
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仲西 亮子 (三井情報株式会社)
2000年三井情報開発株式会社(現:三井情報株式会社)入社。
iDCネットワーク運用部門に配属。
2001年以降は同社iDCのネットワーク全般の設計/構築/運用業務に従事。
2007年からは設備設計も行う。
2009年より研究部門に異動し、日本におけるIPv6マーケットについて調査/研究を行う。
2010年よりマーケティング部門にてソリューションの企画開発の業務に従事。
JANOGの活動は2001年JANOG8 ミーティングより参加。
JANOG11 以降実行委員として活動し、2007年JANOG20 ミーティングよりJANOG運営委員として活動を続ける。
2008年~IPv6普及・高度化推進委員会共存WGサービス移行sub-WG チェア
2009年 (社)日本データセンター協会 IPv4アドレス枯渇対応WG チェア
芦田 宏之
1998年よりケーブルテレビオペレータにてCATVインターネット接続事業に従事。
2003年より現職、インターネット接続や電話などのCATV網における通信事業の設備設計・構築・運用を担当。
2005年ごろからIPv4アドレス枯渇問題に取り組み、JANOG・JPNIC/APNIC・IETFなどで講演・提案等の活動とともにIPv4枯渇対応タスクフォースにてIPv6テストベッドやハンズオンセミナなどに関わる。
三ツ木 絹子 (株式会社シーイーシー)
2001年 メディアエクスチェンジ株式会社入社。
技術部門において、iDC のサーバ運用および新規サービス企画/運用業務に従事。
2004年より、同iDC ネットワーク運用も手掛ける。
2010年9月、メディアエクスチェンジのiDCおよび接続事業が株式会社シーイーシーに事業譲渡されるに至り、AS7514を親分と運用するため、同社に移籍。
現在に至る。
大槻 顕人 (エクイニクス・ジャパン株式会社)
- 事後資料