
JANOG28
プログラム詳細
- タイトル
- 鍵管理という運用
- 概要
-
古くはWEBのSSL証明書、そして現在 DNSSEC、sBGP等、現在のインターネット運用において、鍵と証明書は様々なプロトコルで利用されるようになってきて、今後エンド組織でも鍵管理は必要になると考えられる。
実際に鍵管理を行っている人をパネラーとして迎え、それぞれの組織がどういった観点で鍵管理を行っているのかについての情報を共有し、今後多くの組織で必要になると思われる鍵管理について考えてみたい。
・鍵管理とは - 鍵管理の考え方、注意点等
・JPNICでの鍵管理
・rootのDNSSEC運用での鍵管理
・JPでのDNSSEC運用での鍵管理 - 発表者
-
パネルチェア
民田 雅人 (株式会社日本レジストリサービス)
ソフトウェアハウスでのプログラム開発、ISP、証券会社での運用を経て2003年よりJPRS勤務。
JPRSではDNSの調査研究を行い、JANOG本会議を含め、DNSに関する講演、発表多数。
大久保 智史 (Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)
日本ベリサイン、米国ベリサインでの経験を経て、2010年よりICANNに勤務。
2009年にキーマネジメントセキュリティのエキスパートとしてルートDNSSECデザインチームに参加。
物理、論理セキュリティのデザインにおいて重要な役割を果たす。
現在は、ルート署名の運用セキュリティ全般を統括している。
木村 泰司 (社団法人日本ネットワークインフォーメーションセンター)
2002年より社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター所属。調査研究担当。
2003年よりIPアドレスの申請システムで使われる認証局システムの設計・開発・運用を担当。
2005年よりIRRとIPレジストリシステムの連携や経路制御のセキュリティ向上に関わる調査研究を担当。
2007年頃よりRPKIに関する調査研究。2009年よりDNSSECに関する調査など。
野口 昇二 (株式会社日本レジストリサービス)
国内SIerでの基幹系システムの開発を経て、2007年からJPRS勤務。
2010年からは、JPドメイン名のDNSSEC導入に向けたプロジェクトにシステム開発の主担当として参加。
現在は、JPRS内のシステム開発全般を担う傍ら、IETFでの標準化活動へも参画している。
- 事後資料
- Fingerprint読み上げムービー