

運用とサービスレベルを考えよう
- 概要
日本の顧客は品質に厳しく、また日本の事業者も「おもてなし」精神で顧客本位で考え、運用の品質を向上させてサービスレベルを上げてきました。特にトラブル発生の際に原因究明・再発防止対策は非常に緻密に行われ、運用自体が非常に重いプロセスとなっていると思います。
一方で、海外では品質はそこそこでも安いほうがよいという概念で、我々から見るとラフな運用、そこそこなサービスレベルとなっているようです。
そこで、この議論では、海外と日本の顧客の要求するサービスレベルや、それに応じた運用のやり方を比較し、今後我々はサービスレベルと運用とコストをどの辺でバランスさせればよいのか、日本は顧客要求に応えて高品質路線でいくべきなのか、あるいは「おもてなし」を強みととらえて海外へ展開できるのか、などを議論したいと思います。
- コーディネーター
- 外山 勝保 (NTTコミュニケーションズ株式会社)
- パネリスト
Martin J. Levy (Hurricane Electric)
白畑 真 (株式会社クララオンライン / USONYX Pte. Ltd)
岡田 裕夫 (株式会社インターネットイニシアティブ)