JApan Network Operators' Group
JANOG38は株式会社オキットのホストにより開催します。

ホストインタビュー

こんにちは!!

JANOG38の第一回ニュースレターでは、ホストの土橋ひとしさん(株式会社オキット)に、JANOG38に懸ける熱い思いをインタビューしました。

インタビュアー:JANOGのホストをやろうと思った動機はなんでしょう?

土橋:JANOG30でホストを務めた(元)倉敷ケーブルテレビの小山さんから、「つっちー(土橋)沖縄でやっちゃえばいいじゃん!せっかく沖縄で踏ん張ってやってるんだから!」と言われたことが一番の後押しであり、きっかけです。

インタビュアー:以前からJANOGの参加はされていましたか?

土橋:もちろんあります。オンサイトに足を運んでいない時でも、WEBストリーミングで参加していました。チャットで吠えていたりもしました。(笑)

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インタビュアー:JANOG38は沖縄開催ということですが、参加者の皆さんにはどのようなことを感じ取って欲しいですか?

土橋:県外で活動の方向け、沖縄県内で活動される方向けにそれぞれの思いがあります。

沖縄県外の方は、報道を通してだったり、来沖の中身が観光の一部だったりと、実際の沖縄に直接触れられる機会が少ないと思います。様々な解釈はあると思いますが、沖縄を実際に御自身の目で見て、肌で感じて欲しいと思っています。観光ではない沖縄、ビジネスで来た時に見える沖縄も感じ取って欲しいです。

沖縄県内からの参加者には、JANOGに参加して外を見る、外に出るキッカケになれば嬉しいです。地理的に県外に出る機会が少ない方が多いので、JANOGのディスカッション、知識やノウハウを会社を越えて共有するという文化にぜひ触れてもらいたいと考えています。沖縄県からのJANOG参加者は実際に少ないので、是非参加して仲間を増やして欲しいです。

インタビュアー:オキットとして沖縄を戦う場所に選んだきっかけはなんですか?

土橋:某製造業から調査を依頼されたのがきっかけです。まだBCPのガイドラインもできていない時に、BCP・DR対策をするにあたって、地震が少ない上に、ITにチカラを入れ始めたとされる沖縄の実態を調査して欲しいとのことで沖縄に行くことになりました。

インタビュアー:沖縄に進出して、ビジネスとしてやっていくには、相当苦労されたんじゃないですか?

土橋:ビジネスという状態でやっていけてるかは現状ではわかりません。いまだ挑み続けています。
地方全般にも言えることかもしれませんが、情報を精査する・探す・ベンチマークするということがなかなか定着していません。その文化を定着させて、沖縄県の学生達に是非県外進出して活躍して欲しいという思いもあります。

インタビュアー:JANOG19が沖縄で開催されて10年経ちますが、沖縄のネットワーク事情で変わったところはありますか?

土橋:プレイヤーが少しずつ増えてきたかなという印象はあります。ただ、沖縄県内の需要だけでまかなえる形ではなく、県外からの需要に大きく頼っているところはあります。なかなかITだけに投資するのは難しいですから、観光をきっかけにITを活用していくことにはなるんでしょうね。(笑)

インタビュアー:JANOG のナンバリングをこだわったと聞いていますが、JANOG38にこだわった理由はなんでしょう?

土橋:末広がりの8、前回沖縄開催のJANOG19の2倍で38にしました。そしてなによりも、ベストシーズンとされる沖縄の夏を体験して欲しかったというのもあります。

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インタビュアー:沖縄では様々なネットワークイベントやフォーラムが増えてきていますが、それらとJANOGが違う点とは何でしょうか?

土橋:ビジネス外で沖縄県内の人がコミュニティーに参加する機会が少ないです。沖縄にコミュニティーもありますが、up to dateではないので活動としては大変です。

インタビュアー:確かにそれはどの地域でもいえる事情ですね。

土橋:そうです!地方で抱える同じような問題点があると思うので、顕在化してしまいます。都心に比べて話すべき議論が一歩遅いとかは一緒だと思うので、JANOGに参加して是非持ち帰って欲しいです。
是非とも、沖縄に来て欲しいです!

インタビュアー:今回も若者支援プログラムがあります。

土橋:沖縄という、ある種遊べる地域なので(笑)、審査は慎重に行わせてもらいますが、若手の皆さんにはぜひ応募して欲しいです。

インタビュアー:最後にJANOGの皆さんへ一言お願します。

土橋:普段JANOGに参加している人達には沖縄を感じて欲しいですし、沖縄の人達にはJANOGを感じて欲しいです!沖縄では色んな物を見て頂きたいと思うので、JANOG38を楽しみにしていてください!

インタビュアー:ありがとうございました!

※インタビュアー:JANOG38実行委員(平井、岡田、熊本、園木、仲栄真)