JApan Network Operators' Group
JANOG38は株式会社オキットのホストにより開催します。

最強のタイムテーブル解説

JANOG38まであと1ヶ月となりました。各プログラムは発表者の皆さんとスタッフが協力し全力で作り込んでいますので、楽しみにお待ちください!

JANOG38のプログラムタイムテーブルは、JANOG37と同様に「俺の考えた最強プログラム(JANOG37 ニュースレター「プログラム選考の裏側」参照)」方式によって決定されています。JANOG38では馬淵さんの案が採択されました。

そこで、馬淵さんにプログラムタイムテーブル案の解説をしていただきました。JANOG38のプログラムを楽しむ手がかりの一つとしていただければ幸いです。


タイムテーブル作成時に重視した点

今回、タイムテーブル作成時に重視した点は以下の2点です。

  • 【斬である】
    • "斬"新なプログラム、"斬"れ味鋭いディスカッション
  • 【運用者目線で聞きたいか】

JANOG38のテーマである「斬」であることは勿論ですが、JANOGは「運用者」主体でいて欲しいという思いがあるため、もう一つのテーマとして【運用目線でみて聞きたいか】という点を設定しました。なので、今回は特に運用者にとって有益だと考えられるセッションを中心に選定しています。

以下で、日毎に一部プログラムをPickupしてポイントを紹介していきます。

Day 1 (2016年7月6日)

今回はチュートリアルとしての明確な枠組みはありません。ですが、「知っておきたい地震の知識~データセンターからエンジニアのご自宅まで~」がその役割を担っています。通信を扱う上で,災害の知識は非常に重要です! 深くは知らない地震に対する知識、この機会に是非知って下さい。

BoFも、非常に魅力的なBoFが揃っています! 今回はDay 1にBoFがあるので,お間違えないようご注意下さい。

Day 2 (2016年7月7日)

開会後,フルスロットルでセッションが始まります!

モバイルにおけるIPv6の舞台裏と将来に向けて~総務省IPv6研究会を通じて~」は、キャリア3社の方から複数視点でIPv6の課題/今後についてを共有してもらい、そのまま議論ができる又とない機会です。遅刻しないようにお越しください!

Day 2はご存知の通り、懇親会も重要なセッションの一つです。マイクだけでは議論が終わらないであろうセッションは、できるだけDay 2にセットしました! 懇親会でも思う存分議論して下さい。

Day 3 (2016年7月8日)

最終日も、皆さん気になってるプログラムが多いかと思います!!

午前中はマルチセッションです。技術的に尖った内容が多いので、自分がどちらに行きたいか比較的選びやすいのではないでしょうか。もちろん、どちらに行っても後悔しない内容になっております!

DMM.comを支えるインフラのここまでとこれから」や「ヤフーのIP CLOSネットワーク」は、いかにして各企業の形態に合わせたネットワークを構築していくのか、ネットワーク設計/運用のリアルが聞けます。同じ悩みや苦労を持った方々は少なくないはず。是非、この機会にお互いの課題や体験を共有して議論しましょう!

最後のプログラムは「できる! データドリブン障害検知」です。Syslogなどの解析は皆さんの中でも取り組まれている方が多数いると思います。しかし、SNSやFlowデータなども取り入れ、それらを関連づけて自動解析、という所まで行っている人は少ないのでは? 今回は実際にコンテンツ事業者が運用するネットワーク上での事例なので、実際に使われているものです! 今後の運用のスタイルを変えていくための新たなステップとして、非常に参考になるはずなので最後まで必見です!

最後に

沖縄に来て、絶対に損はさせないプログラムです! 内容上、ストリーミング中継を行わないものもありますので、是非現地で一緒に議論しましょう!

出張申請が難しい若手の皆さんや学生の皆さん、是非、若者支援プログラムへの応募も検討してみてください!

それでは、JANOG38 沖縄でお待ちしてます!!