JApan Network Operators' Group
JANOG38は株式会社オキットのホストにより開催します。

地域IXにおけるSDNの可能性

概要

地域IXなど、地方でのネットワーク運用においては、少人数で運用していることも多く、こうした運用体制の元では担当エンジニアのスキルや経験が反映されやすく、属人化してしまうことが多い。しかし、このようなスキルや経験をシステムに盛り込み、運用を簡素化することができれば、属人化することなくネットワークを運用できるのではないかと考える。

情報も少なく技術的敷居は高く感じるが、これを達成できれば 少人数での運用における最高の武器となる。プロトコルや機器を抽象化できる概念としてSDNをとらえると、制御に関しては既に実運用例があり、ソフトウェアスイッチの転送能力についても、ワイヤーレートに近いレベルまで向上している。

そこで、本講演では、地域IXにおけるSDNの可能性を紹介し、今後の展望を述べる。

発表者

當山 達也 (株式会社オキット)

資料

地域IXにおける SDNの可能性