RPKI ROAキャッシュサーバの作り方

レジストリや大規模ISPの人以外はCA(認証局)は必要ありません。

RP(Relying Party)ツールだけで十分ROAを体験することができます。

流れとしては、

  1. どこかの(JPNIC実験RPKI環境もあります。後述)RPKI環境に入る
  2. GUIなどでROAを作成する
  3. ROAをコマンドで収集してルータへ投入

となります。

そのためのソフトウェアは最近になってFreeBSDのPortsやDebianパッケージとなっています。

簡単に試すには、Ubuntu 12.04LTS(32bit)をインストールし、

http://download.rpki.net/APT/ubuntu/

上記URLのとおりにインストールすると簡単です。

尚、トラストアンカーの設定方法などは後ほど追記します。または、ハンズオン、RPKIセッションやJANOG、その他で木村か岡田までお声掛けください。

JANOG32 RPKIセッション

RPKIセッションでは、これまでのハッカソンと比較し、すこし
敷居を下げたハンズオンセッションを準備してみなさまの
ご参加をお待ちしております。

たとえば、いままでのハッカソンでは、参加していただいた
人にソフトのインストールやマシン環境を準備していただくこと
が必須でしたが、今回は現地にVMを用意して参加しやすくしております。

また、今回は実機に近いルータ環境も準備しており、みなさまに
ROA時代のルーティングを感じていただくことができると思ってます。

資料はRandyさんの資料ではありますが、日本人のTA(私や木村さん)も
会場でお手伝いしますし、日本語の配布資料も用意してあります。

JANOGチュートリアルへご参加の方は夕刻のハンズオンもぜひご参加ください。

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JANOGチュートリアル:7月3日 13:00 ~ 18:30

13:00 – 14:30 Routingチュートリアル(初心者向け)
14:45 – 15:15 HTTP/2.0チュートリアル
→16:00 – 18:30 RPKIセッション
ココ

公開資料:
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog32/doc/janog32-tutorial-rpki-01.pdf
(115ページあるRandyさんの大作です。)

必要なもの:

  • 無線LANが使えるSSH/TELNETクライアントが入ったPC
  • RPKIにさわってみようかなぁ、という気持ち

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ご都合がつかない方で興味をお持ちの方は、会場でも岡田や木村を
捕まえていただければその場でいろいろやることもできます!
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それでは、明日の会場でお待ちしております!お待ちしております!

RPKIハッカソン2

第二回目を開催しました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。

日時: 2013年2月20日(水)10:30-18:00
場所: JPNIC会議室
http://www.nic.ad.jp/ja/profile/map.html
参加費: 無料
参加申し込み: http://atnd.org/event/rpki
URL: http://www.janog.gr.jp/wp/rpki-routing-wg/rpki-hachathon-02/
※このページです。
WGのML: https://www.janog.gr.jp/mailman/listinfo/rpki-routing-wg
内容: オープンソースのRPKI Tools(*1)を使ったRPKI cacheサーバの構築と実験用BGPルータからの参照
※指定事業者の方には実際の割り振り済みIPアドレスが入ったリソース証明書を実験的に発行します。
必要なもの:
  • ソフトウェアのインストールができ、インターネットからアクセスできるサーバ(管理権限のあるもの)
  • RPKIおよびBGPに関する基本的な知識とUNIX OSにおけるソフトウェアの管理の知識

インターネットマルチフィード株式会社様のご協力により、RPKIハッカソン2でCisco ASRの動作が見られます。ご協力に感謝致します。皆様、お楽しみに。

RPKIルーティングを試す会のページができました

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