JApan Network Operators' Group
JANOG44は株式会社アット東京のホストにより開催します。

0から1へ

# 「0→1」

JANOG44 実行委員長の馬淵俊弥です。今回はJANOG44全体のテーマとして「The One」というテーマを掲げました。未経験な状態から成功や失敗を重ねながら、0を1にするために動き出した経験は、誰にでもあると思います。そんな経験や体験をJANOGという場を通し共有、議論を重ね、「誰かのための0から1へ」とつなげていきたい、そんな思いを込めています。

# 様々なバックグラウンドを持つ人が集まるJANOG Meeting

JANOGミーティングへの参加者は年々増え続けており、特にJANOG41以降は、毎回1000人を超える参加者となっています。多くの人が参加するということは、それぞれ異なる背景を持ってJANOGに参加してきているということです。

近年ではIPレイヤーに関する議論だけではなく、よりサービスやアプリケーションに寄った議論等、対象がかなり広がっています。それだけ、解決すべきネットワークの課題と、サービスがより近いものになっているということだと思います

ただ、参加する背景は違えど「インターネットとその運用についてよりよくする」という思いを持って参加していることは皆さん同じだと考えています。そして多くの背景の人が集まるということは、それだけ様々な観点から議論と情報交換ができるということです。

JANOG Meetingを通した議論が参加者の誰か、あるいは自分が動き出すきっかけとなり、そこから新たな「0から1」へと繋がる。JANOGはそれが今までも実現できているからこそ、価値があるものだと思っています。

>なので実は、今回のテーマは「いままでも行われていること」でもあり、「これからもやっていきたいこと」なのです。

# JANOGテーマは気にしなくてもいい>

JANOGミーティングのテーマは毎回決めていますが、これは「いま求められるであろうこと」を実行委員で分かりやすくテーマとしているだけだと思います。先にも書きましたが、今回のテーマは「いままでも行われていること」でもあります。求められていること、議論すべきことは、登壇者が実際に話し、議論している内容こそが本来のものです。あくまで主役は参加者のみなさんで、そこで話すべきものは自然と決まっていくはずだと思っています。

そんな考えもあり、今回のテーマの裏背景は「なんとでも捉えられ、登壇すべき人が自由に解釈できるもの」という思いも込められています。もし、これからプログラム応募する際に「テーマと違うよな…」と思っても、是非応募してみてください。応募する人が困っていたり、議論したいと思っていること、それこそが最も重要で大切にすべきものです!

今回は既にプログラムの募集は終わっていますが、野良BoFの開催等、現地で議論をすることができる機会は用意しています。是非活用をしてみてください!

それでは、JANOG44会場でお会いしましょう!