JApan Network Operators' Group
JANOG44は株式会社アット東京のホストにより開催します。

プログラム紹介「ISPがメール運用アウトソースに踏み切った話」

JANOG44ミーティング企画編成委員の近藤です。
Day3 の 14:30より 3F 3A 会場で行われる「 ISPがメール運用アウトソースに踏み切った話」にご登壇いただく株式会社ファミリーネット・ジャパンの佐藤 正樹さん、株式会社インターネットイニシアティブの衣笠 茂浩さんにお話しをお伺いしました。

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               左より衣笠さん、佐藤さん

 

今回の応募のきっかけは何だったのでしょうか

佐藤さん:ファミリーネット・ジャパンは約40万世帯のお客様を擁するマンション向けISPです。メールサービスの維持運用には課題が多く悩みの種になっていました。その状況を打破すべく、2年間をかけてサービスプロバイダへのアウトソースを完了しました。アウトソースを行う判断に至るまで流れ、またマイグレーションが完了し、安定稼働までにあった様々な苦労、また得られた知見を委託元ISPと委託先サービスプロバイダの双方の目線から共有できればと思い応募しました。

 

発表テーマについての意気込みを教えてください

佐藤さん:過去の苦い経験から現在の安定稼働に至るまでは苦難の道のりでした。同業者ISPさん、企業のメールシステム運用されている情シス担当者の方は少なからず同じ苦労があるのではないでしょうか?弊社例を共有させて頂き、少しでも参考になり、また同じ苦労について議論できればと思います。

衣笠さん:メールシステム移行トラブルは本当に悲惨です。一方で経験値がないとはまりまくる作業領域でもあり、厄介です(そもそも移行作業を経験するチャンスは少ない)。今回は我々が長年の移行実績から培ってきたISPメールシステムの移行あるある、はまりどころおよびファミリーネット・ジャパン様でのプロジェクト苦労話を発表することで、世の中のメールシステム移行作業がもっと幸せになるといいなと思います。

 

発表で特に聞いて欲しいこと / 議論したいことを教えてください

佐藤さん:メールサービスの運用やアウトソースに至るまでの社内調整等の苦労話、何故、アウトソースに2年もかかったのか?既存のお客様への影響を最小限とするために苦労したポイントを共有・議論できればと思います。

衣笠さん:実は提案時からプロジェクト成否はなんとなく見えます。提案から始まり、Fit&Gapの重要性、および移行時の具体的なはまりどころを聞いてもらいたいです。

 

佐藤さん、衣笠さん、お時間頂き有難うございました。
当セッションは、Day3 の 14:30より会議室3A行われます。皆さんの熱い議論を期待しています!