JApan Network Operators' Group
JANOG44は株式会社アット東京のホストにより開催します。

プログラム紹介「地域IX・ネットワークを考える」

JANOG44ミーティング企画編成委員の加賀爪です。

Day2 の 14:30より コンベンションホール で行われる
「 地域IX・ネットワークを考える 」に ご登壇いただく
ミテネインターネット株式会社の熊本 豊さんにお話しをお伺いしました。

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左からプログラム担当の後藤さん、熊本さん

今回の応募のきっかけは何だったのでしょうか

今年3月に、ある衆議院議員のblogの中で地域IXについて掲載され話題になっています。
地域IX自体は使い方によっては利用価値のあるものだと考えていますが、政府主導で本当に皆が望むもの作られるのか、
どうしたら皆が使いたいと思える地域IXが出来上がるのかをJANOGの皆さんと議論したいと考えたため応募しました。
私自身、地方でネットワークに携わる身としては使いやすい地域IXがあれば是非使ってみたいと考えています。

当初「地域IXについてを考える」というタイトルでしたが、
「地域IX・ネットワークを考える」と変更したのはなぜですか。

"地域IX"というワードはホットトピックだと考えています。ただし地方でネットワーク事業を営むにはそれ以外にも様々な課題があります。
地域IXに限らず地方の事業者が本当に必要としているものは何なのか、間口を広く構え様々な立場の方から意見を募りたいと思い「地域IX・ネットワークを考える」としました。

発表で特に聞いて欲しいこと / 議論したいことを教えてください

全体の発表時間のうち多くは会場の皆さんとの議論の時間に充てたいと考えています。
プレゼンパートでは私から地域IXに関する過去の事例等を紹介し、議論のパートでは地方ISPのみならず首都圏でサービスを提供する事業者やコンテンツプロバイダーなど様々な立場の方から意見を募りつつ、私の考えを述べたいと思っています。
最終的には皆さんからいただいた意見を取りまとめ、事後資料として公開する予定です。

本プログラムの前に「ネットワークと中立性の原則とルール」のセッションがありますが、
”地域IX”と”ネットワークの中立性”に関係性があるため、非常に熱い議論になりそうですね。

そうですね。前段プログラムの登壇者の方からのご意見も頂きつつ、
会場からの熱い議論を楽しみにしています。

 

熊本さん、お時間頂き有難うございました。

 

プログラム担当の後藤さん(インターネットマルチフィード株式会社)よりひとこと

最近では地方のISPやケーブルテレビ局が東京・大阪にある複数の商用IXへ接続することが珍しくなくなってきました。
そのために必要なコストや運用負荷を解決出来る”地域IX・ネットワーク”にするためにはどのようなものが望ましいのか、
また、将来的に4K/8Kの映像伝送などに利用できる拡張性のある"地域IX・ネットワーク"にするためにはどうすればよいのかなど、思いの丈を是非このプログラムにぶつけてみてください!


当セッションは、Day2 の 14:30よりコンベンションホールにて行われます。
皆さんの熱い議論を期待しています!