Day 3の午後4:00よりコンベンションホールで行われる「Next Data Center Networking with SRv6」にご登壇いただくLINE株式会社の市原裕史さんと土屋俊貴さんにアンケートにご協力いただき、みなさんへのメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。 このセッションは、JANOG44の最後を締めるシングルセッションのうちのひとつです。是非興味をもってご参加いただければと思います。
左から土屋俊貴さんと市原裕史さん 仲がよさそうなお二人ですね。
今回の応募のきっかけは?
JANOG43でLINEのネットワークについて発表しました。そこでは、次世代データセンタとしてSRv6を利用したオーバーレイネットワークを今後の展望としてご紹介しました。 前回発表から数ヶ月経ち、このオーバーレイを稼働させ始めることができたため、稼働にいたるまでの経緯やそこでの課題を共有したいと思い応募しました。
発表テーマについての意気込みを教えてください?
SRv6の導入事例はいくつか出始めてはいるもののまだまだ数は少なく、特にデータセンタネットワークに関しては、ほぼ導入事例が出てきていない状況です。 そこで導入事例の一つとして、SRv6を利用したデータセンタネットワークのアーキテクチャをコントロールプレーン・データプレーンの2つの視点から紹介したいと思います。
発表で特に聞いて欲しいこと / 伝えたいことはありますか?
SRv6をオーバーレイネットワークに利用するにあたって、設計段階から実際に稼動させるまで、非常に多くの課題が出てきました。 例えばSegment ID(SID)の設計方針や、SRv6のEncap/Decapのルールをノード全体にどのように設定するのかなどがあります。 今回の発表ではこうした課題をどのように解決していったのかという話や、今後解決していく必要のある課題についてご紹介できればと考えています。
参加者へのメッセージ (期待すること / 議論したいことなど) を教えてください。
LINEではSRv6の将来性にも期待して、今回SRv6を利用してオーバーレイ・ネットワークを構築しました。 参加者の皆さんからは、SRv6に期待している点であったり、こうした使い方ができるのではないかといった議論ができればと思っています。
みなさんと会場でお会いできることを楽しみにしております。\(^o^)/