現代のデータセンターに対する信頼性の要求に応えるためには、複数の立地を前提としたリージョナルデザインが 求められています。リージョナルデザインとは、従来の皆さんがやってこられた、データセンターのネットワークデザインの範囲が、建物の外まで延長したものです。その時に課題となるのがDCI(Data Center Interconnect:以下DCI)です。
これまではWDMなどの専用の伝送装置を用いることで、この分野はブラックボックス化していました。 この状況が変わりつつあり、JANOG42のセッションでも取り上げられたキーワード「光伝送装置の役割の分離 (disaggregation)」です。
本セッションでは、光伝送装置の disaggregationを支える標準化仕様を解説し、それに則った事例を紹介します。 これらのDCIを取り巻く状況をJANOGerの皆さんと共有し、ディスカッションさせていただければと思います。
西野 大 (株式会社ブロードバンドタワー) 森川 誠一 (株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン)
JANOG44 DCIの基礎 (森川) JANOG44 事前資料(西野)
JANOG44 事後資料(西野)