JANOG58 in 松山 ホストからのご挨拶

 JANOG58 in 松山のホストを務めたアリスタネットワークスから、JANOG58へのご参加に対して、心からお礼申し上げます。

 真夏の暑さの中での、愛媛・松山での開催でしたが、大きな事故やトラブルもなく、多くの参加者の方々から、「今回のJANOGもよかった、楽しかった」というお声がけをいただき、ホストを務めて本当によかったなと感じています。

 JANOG58の開催にあたっては、JANOG運営委員の皆様、NOCメンバーの皆様、ご協賛いただいた各社、事務局の方々、愛媛県、松山市に、多大なるご尽力をいただきました。ありがとうございました。

 JANOG58は、愛媛県県民文化会館で開催されました。愛媛県にゆかりのある建築家・丹下健三氏設計の県民文化会館の本館と、隣接する別館をフル活用し、JANOG史上初めて4つのセッションの同時進行、加えて様々なBOFと展示を行いました。JANOGの本質である「議論」が、会場内の様々な場所で、松山の暑さに負けることなく、熱く行われていました。県民文化会館の担当の方は、JANOG58は、当施設が完成してからもっとも大規模なイベントだと言われていました。

 会場内には、アリスタネットワークスの機材を中心としたネットワークを構築しました。愛媛CATV様の多大なるご協力を受けて、JANOGでは初めて、400ギガビットイーサネットを2リンク使ったインターネット接続を提供しました。会期中の会場内では、安定かつ快適なネットワーク環境をご提供できたのではないかと思います。それを実現してくれたのは、素晴らしいNOCチームでした。短期間での構築、期間中の運用、そして閉会後の迅速な撤収と、NOCチームひとりひとりのプロ意識と、チームワークに感銘を受けました。

 ANAクラウンプラザホテル松山で催した懇親会にも多くの方にご参加いただきました。愛媛の郷土料理や地酒、地ビールを堪能いただき、また松山発祥の宴会芸である野球拳で盛り上がりました。懇親会には、愛媛県から菅副知事、松山市から野志市長にもご列席いただき、開会にあたってご挨拶いただきました。ご両名からも、JANOG58の松山開催に対する歓迎のお言葉をいただきました。

 会場の関係で、本会議参加者全員を懇親会にお招きすることができなかったのは心苦しい限りですが、懇親会の抽選に漏れた方々も、それぞれのイベントやグループで、松山の夜の街を楽しんでもらえたことと思います。

 4つのパラレルセッション、400G接続など、これまでのJANOGにはなかったことにいろいろとチャレンジしましたが、もう一つの初めての試みが「朝活」でした。松山が誇る道後温泉に早朝集まってもらい、みんなで体操をして、温泉で汗を流してから会議に臨もうという企画でした。企画段階では、早朝からどのくらいのJANOGerの方々に参加いただけるだろうかという心配もありましたが、初日の朝活会場の様子を見て、それが杞憂だっということがすぐに分かりました。多くの参加者の方々と、朝から一緒に体を動かして、交流を図ることができました。

 松山の中心である大街道にはJANOGの文字があふれました。市内電車の中でもJANOGの紹介動画が流れました。県民文化会館のみならず、朝の道後温泉、夜の二番町にも、連日JANOGerが繰り出しました。タクシーの運転手さんや、飲食店の大将、バーのマスター、そして松山出身である私の友人からも「松山で何が起こっているの?」と尋ねられ、そのたびにJANOGのことを話すのが、とても嬉しかったです。

 JANOG58のホストに選定いただいた時には、期待もたくさんありましたが、同時にいろんな不安や心配もありました。でも、準備が進んでいくにつれ、多くの方々の協力を得ながら、その不安や心配が、楽しみに変わっていきました。そしてJANOG58が無事閉会した今、ホストを務めて本当によかったと心から感じています。これもすべて、JANOG58の準備、運営にご協力、ご尽力いただいた皆様、そして何より、日本中から松山に集まっていただいたJANOGerの皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

 JANOG58は終わりましたが、次回の福井でのJANOG59、そしてその先も、日本のインターネットインフラを支えるこのコミュニティーが益々盛り上がっていくことを強く祈念して、JANOG58のニュースレターを締めたいと思います。