朝から晩まで MCP — AI エージェントと私

概要

日本大学は 10 万ユーザーを抱える総合大学。多くのキャンパスに分散したインフラを少人数で運用管理するため,Juniper
PyEZ・Zabbix API・Google API など各種 API を叩く Python/Shell
の自作スクリプト群を積み上げてきた。そこに AI エージェントを組み合わせ始め,業務ツールを MCP(Model Context
Protocol)として作り直し,Claude Code
から利用するケースが増えてきた。気付けば朝のパトロールから報告書作成まで,業務はほぼ Claude 越しになった。

本セッションでは大学情シスの一日を時系列で追いながら,MCP 活用の実際を共有する。朝は Zabbix MCP・KeyCloak MCP と
xFlow・Shadowserver
でアラートと認証ログを一括チェックし,junos-mcp・aruba-central-mcp・eos-mcp
でキャンパスネットワーク機器の一括ヘルスチェックも行う。日大公式 Web のパトロールも AI エージェントで自動化した。昼は
junos-ops(PyEZ/NETCONF)で設定の差分レビューを行い,dry-run 経由で投入する。夕方は GWS MCP
でのメール送信,ドキュメントを Markdown で生成して Box へ自動同期する運用も紹介する。

併せて MCP 導入で顕在化した課題 — stdio の限界,Streamable HTTP OAuth2 への移行,MCP
サーバの開発・運用管理・セキュリティ保全,LLM 暴走防止の設計パターン — を共有し,会場と議論したい。

議論ポイント

– ネットワーク運用業務における MCP の「効く場面」「効かない場面」の現場感を共有したい
– 自作 MCP サーバを OSS として公開する判断基準(組織固有情報の切り分け,コントリビュート受け入れ態勢,MCP 品質向上計画)
– stdio / Streamable HTTP OAuth2 など MCP サーバの認証・配布方式,皆さんは何を選んでいるか
– AI エージェントが投入した設定変更の監査・ログ保全,トレーサビリティの確保方法
– ぼっち情シス/少人数運用で実際に効いている MCP ツールと,今欲しい MCP サーバ(会場アンケート的に)

プログラムで扱う内容について

TBA

使ってるMCPの概略

ツール概要使用例
junos-mcpJuniper 機器を NETCONF で操作する MCP サーバ(自作 OSS)朝のルーティング・IF状態確認から設定変更の dry-run・rollback まで
eos-mcpArista EOS の eAPI を MCP 化(自作 OSS,16 ツール)daily_briefで温度/電源/errdisabled/MLAG を一括確認
aruba-central-mcpAruba Central 無線 LAN クラウド管理 API の MCP 化(自作 OSS)AP/クライアント状態の参照と集計,トラシューに活躍
keycloak-mcpKeyCloak Admin REST API の MCP サーバ(自作 OSS,21 ツール)ユーザ検索・認証ループ自動検出・ログイン統計
GWS MCPGoogle Workspace API CLI を MCP 化(自作 FORK)メール文案壁打ち →送信,日常事務を MCP に寄せた
mcp-stdiostdio と Claude Code の間の中継レイヤー(自作)stdio MCP の接続安定化・認証補完等

場所

本会議場2F-A(真珠の間A)

日時

Day3 2026年7月17日(金) 13:45~14:30 (45分)

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発表者

相川 成周

AIKAWA Shigechka

日本大学

公開資料

各種情報

ストリーミング配信実施しない(オフレコプログラム:写真撮影・録画・録音を禁止する)
アーカイブ配信実施しない
SNSやSlackでの議論禁止する