運用者自らどこまで自動化できるのか? 〜ゼロタッチ運用の実践と継承課題〜

概要

ネットワーク運用の自動化は、これまで特定業務の省力化を目的とした「部分最適」の取り組みとして発展してきました。
しかし、そのような自動化は一定の効率化を実現する一方で、運用全体としての省人化や持続的な価値創出にはつながりにくいという課題があります。

私たちはこの課題を、技術の「成熟」という観点で捉え直し、故障検知から復旧までをシームレスにつなぐ「全体最適」の運用へ進化させる必要があると考えました。
その中核となるのが、運用熟練者の暗黙知を形式知として体系化し、自動化へ組み込むことで実現するゼロタッチ運用です。

本取り組みでは、運用者自身が、運用知識を実装可能な形へ再設計し、自動化ロジックとして組み込むことで、単なる自動化にとどまらない「再現可能な運用」の確立を目指しました。
これは、技術を個人に依存させず、次代へ継承可能な形へ昇華させる取り組みを目指しております。

本講演では、2025年11月25日にプレスリリース※したゼロタッチ運用の開始をもとに、以下の重要ポイントをご紹介します。

1. 対処すべきアラームの判別(RCA)および伝送装置連携の自動化
2. サービス品質を維持したままの復旧措置と、安全なトラヒック迂回の自動化
3. ネットワーク組み込み自動化とゼロタッチ運用の連携
4. 自動化レベルを評価し、継続的に進化させるための取り組み

最後に、技術の成熟を前提とした他NW領域への横展開と、運用知識の継承をどのように実現していくかについて、今後の展望を交えてお話しします。

※プレスリリース:https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2025/20251125_02/

議論ポイント

自動化はどこまで目指すべきか、生成AIの活用も含めて人が介在すべき領域はどこか
自動化は運用スキルの継承を促進するのか、それとも阻害するのか
NOCをまたぐ自動化において、標準化と柔軟性をどのように両立するか
自動化の成熟度や価値をどのように評価・可視化すべきか
自動化を前提とした運用において、手順や設計変更への追従性をどのように担保するか

プログラムで扱う内容について

TBA

場所

本会議場2F-A(真珠の間A)

日時

Day2 2026年7月16日(木) 14:45~15:45 (1時間)

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発表者

瀧口 裕紀

Takiguchi Yuki

ソフトバンク株式会社
宇佐美 隆三

Usami Ryuzo

ソフトバンク株式会社
有嶋 皇樹

Arishima Koki

ソフトバンク株式会社

公開資料

各種情報

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