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■ 十勝で乾杯! ■

十勝の美酒といえば?


まず最初に思い浮かぶのは帯広市の郊外、池田町の「十勝ワイン」でしょう。


現在は国内産ワインのトップブランドとして国内外で知られる十勝ワインですが、その生い立ちについては割と知られたお話があるのでご紹介しちゃいます。

十勝沖地震とその後の度重なる凶作で、元々困窮していた池田町の財政がいよいよ破綻状態となった1960(昭和35)年。山野に自生するヤマブドウを見た当時の町長がふとワイン醸造を思いついたのがはじまりはじまり。
商品化まで苦節15年。ようやく世に出したワインは、海外での高い評価と食卓の洋食化という追い風を受け出荷量が年とともに倍々増。
高い品質とブランド力でワイン愛好家のノドと池田町の財政を潤す「神の雫」に成長したのでありました。

この池田町の成功は、今も全国の自治体で繰り広げられている「一村一品」運動の嚆矢として知られています。

十勝ワインは現在も日々品種改良の試みが、池田ワイン城を根城(?)に(社長は町長、ブドウ栽培、製造、販売は公務員が担当で)行われており、その工程の見学、成果(!)の試飲と購入ができるようになっています。

ikeda_wine.jpg
写真1: 池田ワイン城で記念撮影^^

もちろん帯広市内のホテルや多くの飲食店にも置いてありますので、気軽に味わえるのは嬉しいところです。
(スタッフは、現地打ち合わせの時に焼肉屋さんで「清見」を浴びるほど飲んじゃいました^^)


そして、ワインと言えば、お供はフロマージュ! そう、チーズですよね

酪農王国十勝はナチュラルチーズ王国でもあります。

ゴーダあり、カマンベールあり、ブルーチーズあり、チェダー、モッツァレラありあり、更にフレッシュさがウリのもの、長期熟成した逸品モノなど、10以上のチーズ工房がその個性を競い合っています。

とかちのチーズ工房MAPでお気に入りを探してみるのも楽しそうです。


さて帯広市内に戻って、今度はビール!

国内有数の水質を誇る札内川の伏流水。この清冽な水を使った地ビール「十勝ビール」が市内繁華街近くの工場で醸造されています。

「ジャパンビアカップ2004」で金賞を受賞した「十勝ラガー」、イギリスタイプの茶褐色の「ブラウンエール」、南ドイツタイプの「ヴァイツェン」の定番3銘柄をはじめ、「十勝黒生ビール」「ハスカップビール」など季節限定ビール、さらに十勝川温泉の源泉水を使用した「モール温泉ビール」!!

これら多彩なビールを、工場併設の直営レストランで楽しむことができます。
(店内には、イタリアの職人が築いた本格的なピザ窯があって、あつあつのピザを堪能できるんです^^)

モール温泉ビール
写真2: 世界でも稀(唯一?)な「モール温泉ビール」


地元十勝のワインにチーズにビール。ちょっと気が早いけど十勝の夜に乾杯!(^^


ワイン城 (池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)
-住所: 池田町字清見83番地
-営業時間: 9:00〜17:00
-定休日: 年中無休
-交通: 帯広から車30分、JR池田駅から徒歩15分

パブ&レストラン 十勝ビール
-住所: 帯広市西1条南9丁目6番地
-営業時間: 11:00〜22:00
-定休日: 年中無休
-交通: JR帯広駅から徒歩5分

日時: 2007年06月06日 12:01 |