時間 |
2008年07月10日 11:30~12:30 |
発表者 |
木村 孝 (社団法人日本インターネットプロバイダー協会) 田邊 俊治 (埼玉大学) 小川 康一 (埼玉大学) 石川 和男 (株式会社USEN) 脇山 弘敏 (BitTorrent株式会社) 小林 康典 (日商エレクトロニクス株式会社) |
プログラムプロデューサ |
小林 康典 |
担当プログラム委員 |
小林 康典 徳田 由美 |
公開資料 |
小林氏 - PDF 木村氏 - PDF 田邊氏・小川氏 - PDF 石川氏 - PDF |
アブストラクト |
ISPなどの通信事業者が行うインターネットトラフィック帯域制御について、総務省がオブザーバーとなって策定される「帯域制御の運用基準に関するガイドライン」をベースに、帯域制御をすべきトラフィックと帯域制御すべきでないトラフィックについて、ディスカッションする。 帯域制御については、かねてより通信の秘密との関係で問題とされてきたが、2007年9月に総務省が「ネットワークの中立性に関する懇談会最終報告書」でその存在を認め、「帯域制御の運用基準にかかる必要最小限の運用ルールの策定が望ましい」と指摘した。 また、コンテンツ配信事業者は、一部の通信事業者が特定のコンテンツに対して通信帯域の制限を行っている可能性があると一部の動画配信事業者が示唆して、当該通信事業者に対して情報の開示を求めて物議を呼んだ経緯がある。
このような混沌とした背景を受けて、電気通信事業関連の4団体は総務省がオブザーバーとして参加した上で、昨年9月に「帯域制御の運用基準に関するガイドライン検討協議会を発足させ、年5月23日に「帯域制御の運用基準に関するガイドライン」を公表した。本プログラムでは当該ガイドラインの内容を検証し、帯域制御を「何に対して」「どのように」行うのが良いのかを改めて議論する。 |
発表者紹介 |
木村 孝 (社団法人日本インターネットプロバイダー協会) |
【略歴】 1986年エヌ・アイ・エフ株式会社(現:ニフティ株式会社)入社
パソコン通信ニフティサーブの立ち上げから従事する。
現ニフティ株式会社経営補佐室担当部長を務める傍ら、JAIPA会長補佐をはじめ、各種業界団体や政府の情報通信政策および制度への対応を担当。
電気通信4団体で作る「帯域制御の運用基準に関するガイドライン検討協議会」事務局として帯域制御の運用基準に関するガイドライン策定に関わる。
(詳細)http://ict.cocolog-nifty.com/ |
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【略歴】 独立系SIerなどを経て、埼玉大学へ専門技術員として勤務。
同大学の情報メディア基盤センターにて、大学のネットワーク・教育用PC・研究用計算機等の運用業務全般に携わり、現在に至る。 |
田邊 俊治 (埼玉大学) |
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小川 康一 (埼玉大学) |
【略歴】 99年商社にてシステムエンジニアを経験。
02年より独立系Sierでプロジェクトマネージャとしてネットワーク構築案件にかかわる。
07年より国立大学法人埼玉大学情報メディア基盤センター専門技術員としてインフラ業務の管理運用全般に従事。
現在に至る。 |
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【略歴】 大手都市銀行を経て、03年(株)有線ブロードネットワークス(現(株)USEN)に入社。ブロードバンド事業企画部長。
05年グループ事業調整室長
07年グループ事業調整室長兼内部統制室長
07年4月より、GyaO事業本部 企画調整室長。
現在に至る。 |
石川 和男 (株式会社USEN) |
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脇山 弘敏 (BitTorrent株式会社) |
【略歴】 92年からNetManageにて日本担当として、黎明期のイ ンターネットの立ち上げに関与。
その後、Liberate Technologies社 (Netscape/AOL/ Oracleの関連会社)、 Array Networks、IronPortSystems社(現Cisco Systems)にて日本および韓国担当としてインターネット関連事業に関わる。
07年6月からBitTorrent株式会社、代表取締役社長。
現職に至る。 |
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【略歴】 1996年日本電信電話株式会社入社
2000年NTTコミュニケーションズ ビジネスユーザ事業部へ異動。同年、インターネットマルチフィード株式会社へ出向 2005年、インターネットマルチフィード社への出向解除後、NTTコミュニケーションズ 法人営業本部へ異動
2007年、NTTコミュニケーションズを円満退社
同年、日商エレクトロニクス株式会社入社 |
小林 康典 (日商エレクトロニクス株式会社) |
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