JApan Network Operators' Group

[LT3] そのIPv4アドレス共有環境、通信できる? ポート数制限下環境での通信影響を緩和する方法の紹介

概要
IPv4アドレス枯渇後は、ひとつのIPv4アドレスをより多くのユーザで共有する必要があります。もし1ユーザが同時に使用できるポート(セッション)数が、数百程度まで下回ると、通信に影響が出ることが知られています(参考: http://www.nttv6.jp/~miyakawa/IETF72/IETF-IAB-TECH-PLENARY-NTT-miyakawa-extended.pdf P-14~P21)。本発表では、さらにIPv4アドレスの枯渇/不足が進行し、1ユーザが同時に使用できるポート(セッション)数が、数十程度まで下回った場合の通信影響を明らかにするとともに、影響を軽減するNAPTの動作方式を紹介します。
発表者

内藤 憲吾 (NTTネットワーク基盤技術研究所)


事後資料

→プログラムへ戻る

JANOG30 Meeting
JANOG30は株式会社倉敷ケーブルテレビのホストにより開催しました。