
グローバルインターネットにおける大容量トラヒックコントロールとリソースマネジメント
- 概要
- グローバルIPネットワーク(GIN)は、フルメッシュでLSPをはるISPネットワークです。GINは、可視化・流入制御・きめ細かなTEコントロールの観点から2002年にMPLS-TEを導入しました。このプレゼンにて、MPLS-TEを導入した理由を細かく紹介し、更に、現在の大容量ISP trafficをどのようにcontrolしているのか、限られたグローバルネットワークリソースをどのように管理しているのか、について紹介します。更に、効率的なネットワークリソースマネジメントのためのSDN機能についても紹介します。
- 発表者
清水 香里 (エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
Shawn Morris (NTT America, Inc.)
吉村 知夏 (NTT America, Inc.)
- 事前参考資料
- 資料
- 議論ログ
- Q: 会場からの質問A: 発表者からの回答/コメントC: 会場からのコメント
C: 最近国際ネットワークをやり初めて、IPの限界を感じてる。今日のプレゼンを見て、真似したくなりました。ありがとうございました。具体的に言うと、東京-香港-シンガポールのバックアップメトリックの設計が非常に難しい。
Q: 自動化についての質問。LSPのAdjustのタイミングはどのくらい?
A: 短いタイミングでAdjustしている。実際の値は明らかに出来ないが、同様に分単位の運用が必要と考えている。
Q: LSPのspreadはどの様なタイミング・アルゴリズムでやっているか。
A: Spreadに関しては自動化のみでは無く、人手も多少かけて、確認しながら実現している。SpreadやOptimizationは自動化しなければいけないポイントだと思っている。
Q: MPLS TEとBandwidthコントローラーで作った現在のネットワーク。今後解決しなければいけない問題を共有して頂けますか?
A: 現在のネットワーク運用は安定している。具体的にはLSPのサイズをAdjustする運用は現時点で1週間に1回くらいやってる。この運用が稼働も少なく安定しているので、Auto-Bandwidthは導入していない。1つ問題点としては、海底ケーブルを増速するときに少し難しさを感じてる。