2015年に起きたBGP経路ハイジャック

概要

BGP経路ハイジャックは日常的に起こっています。

2015年11月6日、AS9498 (BHARTI Airtel) が、16000以上のBGP Prefixをアナウンスしました。BGPmonは、AS20940 & AS16625 & AS35994 (Akamai)、AS714 (Apple)、AS9605 (NTT Docomo)、AS2914 (NTT Communications)などが、大規模に影響をうけたと報告しています(※1)。

このセッションでは、本事象の概要や、JPNICの経路ハイジャック監視装置から見た観測状況、ISPから見た状況についてお話しします。また、経路ハイジャック対応の実際や、対策について会場の皆さんと議論したいと考えています。

※1 http://www.bgpmon.net/large-scale-bgp-hijack-out-of-india/

発表者

岡田 雅之 (一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)

吉村 知夏 (エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)

資料

大規模BGPハイジャック (岡田)

2015年に起きたBGP経路ハイジャック (吉村)